を読んだ。
この弱肉強食が加速してしまった社会で、「弱」の方になってしまったひとたちを僕らはどう捉えるのか、というテーマが、両方に共通しているように思う。「ヘヴン」ではそれがいじめをモチーフに描かれている。

SIGHTで気になったのは公務員改革。「官僚制度の歪みは正すべきだ、『脱官僚』を財務省に骨抜きにされずに官僚の中の改革派と連携してやるべきだ」、という話はよく聞くが、「日本の人口に対する公務員の比率は低い、社会福祉の分野では公務員が全然足りてないので貧困対策として公務員を増やすべきだ」という議論もあった。「今日、我々が問うのは、政府が大きすぎるか小さすぎるかではなく、機能しているかどうかだ。」(byオバマ)ということだろう。

SIGHTは最近のデザインはちょっとダサイけど、読みやすくて世の中の流れがよくわかるので、おすすめの雑誌です。新聞やテレビの政治経済の議論がいかに終わってるかがわかります。

今日の一曲:Charlotte Gainsbourg feat. Beck - Heaven Can Wait




ボブ・ディラン3月来日決定! まさかのZEPPツアー

ということでさっそくチケット取った!帰国直後の3月29日。レジェンドを初体験です。

きのうM-1を見ました。なんかこれを見ると年末なんやなあ、っていう感じがする。

おれは笑い飯とハライチが好きでした。おれはこういう漫才というフォーマットをSearch and Destroyというか脱構築?したような漫才が好きです。でも一回そのフォーマットを崩して新しいフォーマットをつくるとそれが逆に定型になってしまうっていうのもあって、その辺がハライチの評価が低かった理由なんかな。あれをM-1で初めてやったらすごい評価だったと思う。

そこで笑い飯は、自分たちで作ったダブルボケっていうスタイル、最初に見た時は衝撃やったけど、それを研ぎすまして完成させた。鳥人のネタはもちろんすごかったけど、あえて決勝の最後でチンポジで押したのはあれは逆にパンクなんじゃ?正直優勝した人たちのことあんまり覚えてないけど笑い飯はすごい覚えとる。記録より記憶に残る漫才でした。そして俺的には笑い飯とハライチ以外は漫才日本一を決める大会にしてはイマイチで、もっと面白い人たちいるんじゃないかと思いました。

今日の一曲:
飛行機の中で「(500)Days Of Summer」をやっていたので見た(2回目)。1回目の感想



邦題は「(500)日のサマー」で公式サイトもできてるけど、これを見るとなんかロマンチックな女性向けの映画みたいな宣伝のされ方で、もし日本で予告編を見てたらスルーしてたと思う。だけど、この映画は完全にリアルな男目線の物語だ。しかも恋愛にあんまり慣れていない男の。女の人が見ても共感できるんだろうか。俺はこの映画を見て、男友達がつらい失恋をした時は黙ってこの映画のDVDをあげようと思いました。前回書きそびれた音楽ネタとしては、DOVESの"THERE GOES THE FEAR"が幸せ絶頂のシーンでかかっていて絶妙っす。懐かしい!



しかし、本当にこの宣伝のされ方だと、この映画を見て一番共感するであろう人たちは完全にスルーしてしまうと思うけどなあ。。。広い層にアピールするにはこの方法しかないんだろうか。映画は宣伝の印象で選ぶなという教訓を得ました。

飛行機の中で読んだRolling Stone誌では、2009年の映画ランキング第9位でした。今回のRolling Stone誌、2000年代を総括する号で面白かったので今度内容を紹介したいと思います。ちなみにRolling Stone誌の選ぶ2000年代ベストアルバム1位と2位は俺ランキングと一緒だった!

今日の一曲:

最近The Raconteursに完全にはまってます。古くて新しい。温故知新なプロフェッショナル集団。日本で言うと、東京事変のメンバーみたいな人たちが集まってミッシェルみたいなattitudeで音楽作っている感じか?


永遠のフェイバリットバンド、PhoenixがSan Diegoにきたので行ってきましたー。
彼らのライブを見るのは3年前のサマソニ以来。
しかも通ってる大学の体育館でやるっつーので最高でした。
日本の大学もどんどんこういうのに使っていったらいいと思う!


 
 

CDだと結構ゆったり聴けるように仕上げてある感じだけど、生で見る彼らは激しくロックしてて、かつ踊れるリズムなんでかなり盛り上がりました。途中でヴォーカルの人(ソフィア・コッポラの旦那)がフロアに降りてきて、もみくちゃにされてた。近くに来たのでとりあえずさわりました。笑



5バンドやるライブだったので演奏時間が50分と短かったのが残念。 来年2月に単独来日公演やるらしいっすね。いいなあ。生で聴くと、特に3枚目"It's Never Been Like That"と4枚目"Wolfgang Amadeus Phoenix"の曲がロックンロールな感じになっていてよかったので、そういう視点でまた聴きなおしてみようと思いました。世界屈指のポップバンドfrom Franceです。あとお客さんがかわいい女の子が多かった!





メンバー6人もいるの知らんかった。そしてボーカルの人は雰囲気がちょっとLiverpoolのBenayounにちょっと似てない?

ommwriter

ommwriterっていうソフトをダウンロードしてみた。



アンビエント系のいい雰囲気で文章が書けるソフト。字数制限なしで何かを書く時にはよさそう。でもなんか文章もこういう雰囲気になりそうだな。。。やっぱパソコンは疲れるから、こういう癒し系のソフトがこれからいろいろ出てきそうな気がする。Macのみ対応らしい。

今日の一曲:
今話題の新人バンドfrom San Francisco、GIRLSのライブが大学である、しかもチケット5ドルということで、今日行ってきた。

そしたらなんと日にちを間違えてて、おとといの金曜日だった。

ありえん・・・見たかった・・・

まあ5ドルのチケットでよかったです。いい教訓になったということで。来週はPhoenixが大学にくるので間違えないようにしたい。

帰ってきてクリスマスツリーの飾り付けをしました。アメリカではフェイクのツリーじゃなくて、毎年本物の木を買うらしい。ショッピングモールにクリスマスツリー特設会場ができていて、みんな買っていた。毎年大量に消費されてもったいない気もするけど、やっぱ本物の方が雰囲気出るな。

 



今日の一曲:

Thanks giving 3 とその後



忙しかったのでひさびさの投稿です。

Thanks givingの週の土曜日はルームメイトの誕生日を祝うため家でホームパーティ。それぞれが友人を読んでのパーティとなり、おれはUSAサッカーボールをプレゼントし、ベタに手巻き寿司の準備をした。我ながらうまかった。そしてその後カラオケ好きのホストファザー(なぜか「上を向いて歩こう(スキヤキ)」が大好き。あとドアーズも好き)とビートルズを歌ったり、MacのDJソフトでDJごっこをしたり、庭でたき火をしたりして、とてもピースフルなパーティだった。

で先週は平日は期末試験の時期でテストやらレポートやらで忙しく、あとは水曜日にいろんな国籍のクラスメイトと韓国料理の店にいって焼き肉やったのが面白かった。外人はライスに醤油をかけて食べるのが好きな人が多いことがわかった。あと韓国料理のサイドディッシュ(キムチとか豆腐みたいなのとかいろんなつけもの系)はだいたい不評である。

で、金曜の夜はパーティに誘われて行ってみたんだけどこれが最悪だった。友人が「パーティ・バス」という、バスの中で音楽がかかってクラブみたいになるバスをチャーターして、サンディエゴの周りを4時間くらいかけて周遊するというものだったけど、きてる男もチャラそうなやつばっかりで、あと国名は伏せるけどBitchなアジア人の女の子が何人かいて、彼女らのふるまいを見ていると同じアジア人として恥ずかしかった。日本人の女の子も何人かいたけど、彼女らは誇りを失っていなくてうれしかった。他のアジア人の女の子のせいで彼女らもチャラい男たちのうざいアプローチを受け、迷惑そうでかわいそうだった。そういう雰囲気がいやな人たちはバスの後ろに座って適当にお酒を飲んでいた。なんか悲しい気分になって、嫌な気分を酒を飲んで忘れようとしたせいで帰りに気持ち悪くなってさらに最悪だった。あいつら全員この映画見るべき。


ということで今日も気分はもうパーティという気分じゃなく、今日行くはずだったパーティもキャンセルして家にいました。パーティの雰囲気を見極めることは大事ですね。ということで最高のパーティと最低のパーティを経験した一週間でした。こういうことがあると時代小説などを読んで日本人のあるべき姿を再確認したくなります。

今日の一曲:
Thanksgivingの翌日の金曜日はBlack Fridayと呼ばれ、いろんな店がオールナイトで一斉に値下げセールを行って、客が殺到する。
あんまり買い物には興味なかったけど、友達と一緒にPalm Springという街のアウトレットモールに見物に出かけた。女の子はがっつり買い物目当てだけど、僕ら男子組は見物目当てだ。

夜中の12時過ぎに出発して、2時過ぎにアウトレットに到着し、マックで夜食。モールは夜中の2時とは思えない大混雑ぶりで、Coachとかの人気店には長蛇の列。この夜中なのに人がゴッタ返している盛り上がり感、正月の初詣の雰囲気に近い感じだった。

だいたいどの店もアウトレット価格プラス30%〜50%オフ。しかも今は円高で1ドル86円とかになっている。混雑してる店は避けて、地味に靴下とマフラーのみ購入。夜中の3時ごろにぶらぶらし始めて、朝の6時には終了という人生で二度としないだろう時間帯に買い物をして変な気分でした。

そして驚いたのが客層の95%が中国、韓国、日本などのアジア系なこと。アジア人以外はThanksgivingはのんびり過ごす主義なのか、アジア人はやたらセールが好きなのか、アジア経済が元気だからなのか理由は不明です。

あと行き帰りの車の中で台湾人の友達といろいろ話してたんだけど、台湾では日本のドラマがアメリカのドラマより人気があるらしい。この友達が大学時代に日本に旅行したとき、日本のドラマによく出てくる「仕事が終わってみんなが飲みに行く店」つまり居酒屋に行ってみたくて、行ったはいいがメニューが日本語で写真もなく全然わからなかった、とのことで、こんど日本にきたらぜひ生中でたこわさとかほっけとかお茶漬けとかを思う存分食べさせてあげようと思いました。

そして帰ってきて結局Urban Outfittersでゆっくりオンラインショッピングしました。全然こっちの方が安いくてセンスいいし。

今日の一曲:

イタリアに帰ったNew Order好きの友達がわざわざメールでこのビデオをすすめてくれました。もちろん好きっす!

 
 
 
 
 

今週はThanksgivingの週で木曜から日曜まで休み。

Wikipediaによると、

現代の感謝祭では、宗教的な意味合いはかなり弱くなっており、現代アメリカ人の意識の中では、たくさんの親族や友人が集まる大規模な食事会であり、大切な家族行事のひとつと位置づけられている。特に感謝祭前日と感謝祭の後の最初の日曜日は、空港、高速道路、鉄道などの交通機関が1年の中でも有数の大混雑・大渋滞となる。

ということで、まさにそんな感じでした。

26日のThanksgiving当日は、ホストファミリーと、San Clementeという、サンディエゴとLAの中間くらいに位置する小さなリゾートの街の海沿いのホテルに行った。ビーチのすぐそばで、屋上にはサウナとジャグジーがあって最高でした。

そしてホストファザーが七面鳥の丸焼きを作ってくれた。うまかった。

ホストファミリーは、Time shareというシステム(年に一回、一週間、ホテルの一室が使える権利を購入する)をつかって10カ所くらいこういうホテルを持っているらしい。 普通にホテルに行くより安いとのこと。うちのホストマザーは大学職員だけど、ちょっと前に売れた「金持ち父さん、貧乏父さん」を愛読していて、不動産関係のやりくりがけっこうすごいのだ。

今日の一曲:

えむすての映像で歌詞がわかった。「聴きな」「効きな」のとこはKickin' outとかけてるよね

運転免許にみる日米

昨日免許の実技試験に受かってカリフォルニア州の運転免許を取得しました。

アメリカは簡単に免許が取れる。こんな感じ。

・まず15分くらいで紙切れ一枚の筆記試験(日本語でも受けれる。2時間も勉強すれば受かる)を受けて、その場で採点して、受かったら仮免みたいなのがもらえる。

・自分で車を持参して、実技試験。試験官を乗せて15分ぐらい免許センターの近所を運転する。

以上。

実技試験は、まずは車を止めたまま、「ウィンカー出してー、ブレーキランプ点灯させてー、ライトつけてー、ワイパーつけてー、ハザードランプつけてー」みたいな基本動作と、ランプが壊れたとき用の手信号を確認される。あとは道路に出て、右折、左折、車線変更、一時停止、路肩にバックで駐車、がちゃんとできるか確認されて終了。まじで何十万も出して何週間も教習所に通う日本はなんだって思う。

でももし日本も「規制緩和」とかでこういうアメリカ式のシステムになったらどうだろう。
メリット:親が教習所代出してくれなかった俺みたいな若者が数十万節約できて助かる。あと、簡単に免許が取れるとマーケットのパイが広がるので自動車産業が助かる?
デメリット:教習所で働いてる人が失業して家族が路頭に迷う。あとはやっぱ教習所で習わない分運転技術が低下して交通事故が増える?

アメリカは道路が広いからあんまり事故とかが起こりにくいからこういうシステムなんかなあ。人の命ほど大事な物はないんで、数十万かかったとしても、日本の教習所というシステムはなかなかよいと思う。本当にお金なかったらべつに教習所行かずにとることもできるしね。アメリカから見ると、なんて規制の多い国なんだ、って思うかもしれんけど、教習所というシステムがあって、それで食べて行けてる人もたくさんいる。合宿式の教習とかも地方の経済に貢献してるだろうし。そしてその目的は交通安全、という公共の利益だ。

ということで、免許というシステム一つとっても日本とアメリカの社会の仕組みが象徴されているなあ、と思いました。日本は、効率よりもきっちり規則を作って安定した社会を作っていく感じ。規制緩和すれば経済が活性化する、というのもあるけど、この場合は規制があることによって経済が活性化し、公共の利益につながるといういい例なんかな。

今日の一曲:
NHKのジャック・アタリ緊急インタビュー「第1回 危機の核心とは何か」「第2回 世界を襲う五つの波」を見た。

今回の金融危機を予見していたジャック・アタリが、金融危機と現在の世界の状況を、長期的視野から歴史の流れの中に位置づけ、分かりやすく解説されているのでおすすめです。

そしてこれだけの世界に誇る知識人でも英語はフランス訛でがんがんしゃべっているので勇気づけられます。

Youtubeにアップロードしている人がいますが、NHKオンデマンドで見るのがリーガルだと思います。でも受信料払ってるんだからNHKオンデマンドも無料にしてほしいっすよね。そうすれば普段テレビ見ない忙しい人でも受信料に納得できる気がする。

今日の一曲:



以下は内容のメモ

今回の金融危機は「ディズニー的全体主義」により引き起こされた

資本主義が他の物に変わってしまう事はない 世界が発展するための唯一の方法は、資本主義が、法律や民主主義といった他の力とバランスを保ち続けること

世界を襲う五つの波
第一の波
「アメリカ支配の崩壊」
内政に問題を抱えるため、世界から撤退する

第二の波
「多極型秩序」
強い政府へ、しかし国家はグローバルな市場より弱い
国際協調による多極型秩序はグローバル市場には勝てないので、失敗に終わる

第三の波
「超帝国(Hyper Empire)」
市場そのものが帝国に
教育、保険、社会保障、警察、軍、いろんなものが民営化される(2040年頃)
世界が2つのもの(エンターテイメントと保険)に支配される
監視社会へ(ナノテクとインターネット技術)
そうなってほしくはない
食肉流通の管理 銀行の透明性確保等においては監視は不可欠
監視の対象が物から人に移ったときが危機
個人の監視は避けるべき

第四の波(長続きはしない)←回避すべき
「超紛争」
エネルギーや水の不足、気候変動
市場が無秩序に コントロール不能になり戦争へ突入
この状態は避けられるべき 避けられるはず

第五の波
「超民主主義」
利他主義
他人を援助する事で幸せになれることに人々が気づく
母親、医師、看護士、ホテルで働く人たち
人を助けたり、人を喜ばせる事で幸せを見いだす
超紛争の代わりに超民主主義が起きる事を願う
2060年頃か
trans human(博愛精神のある人間)
レストラン経営=合理的な博愛(顧客満足の追求)
世界のサービス産業への移行
テクノロジーによる博愛 アイデアはモノと違い何人もの人と共有できる
ビルゲイツとマザーテレサは同じ 新しいエリート
自家用ヘリやいい車を持っているのがステータスから、博愛精神がステータスへ
超民主主義は教育で可能 チームスピリット
人類全体の利益を考える世界政府へ
国益ではなく、人類の利益を守る

私は悲観主義者でも楽観主義者でもない
サッカーの観客は楽観的にも悲観的にもなれる
だが私はプレーヤーだ プレーヤーには悲観も楽観も無意味
敵の強さと自分の強さを比べ、勝つために戦う



ワールドカップ史上最悪の誤審か?勝った方がワールドカップ出場、負ければ予選敗退、という大一番の、しかも延長戦で、ハンドなのにゴールにされたアイルランドの選手たち、そしてアイルランド国民は本当にやるせない気持ちでいっぱいだと思う・・・。日本が同じような目にあったと考えると・・・。ここでアンリが「ハンドしました」って正直に言ってたら間違いなくサッカー史に残るフェアプレーになったと思う。そう言って欲しかった。ハンドで出てもうれしくないだろうし、後悔すると思う。ずっとその事を言われ続けるだろうし・・・。でも一緒にがんばってきた監督やチームメイトの事を考えると言えなかったんだろうな・・・フランス人はLe hand of godとか言ってる。アンリは試合後に「ハンドだった」と認めているそうだ。

しかもオフサイドっぽいし。これはプレーに関わってないっていう判定なんだろか。
NMEのTHE TOP 100 GREATEST ALBUMS OF THE DECADEが発表された。

50位まではこんな感じなんやけど、これを見て、Primal Scream 『XTRMNTR』を完全に忘れとった!ことに気がついたので、おれランキングにも入れました。大学時代にききまくったので7位にランクイン。かっこよすぎです。ボビーみたいなおっさんになるのが夢。

1. The Strokes 『Is This It』
2. The Libertines 『Up The Bracket』
3. Primal Scream 『XTRMNTR』
4. Arctic Monkeys 『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』
5. Yeah Yeah Yeahs 『Fever To Tell』
6. PJ Harvey 『Stories From the City, Stories From the Sea』
7. Arcade Fire 『Funeral』
8. Interpol 『Turn On The Bright Lights』
9. The Streets 『Original Pirate Material』
10. Radiohead 『In Rainbows』
11. At The Drive In 『Relationship Of Command』
12. LCD Soundsystem 『Sound Of Silver』
13. The Shins 『Wincing The Night Away』
14. Radiohead 『Kid A』
15. Queens Of The Stone Age 『Songs For The Deaf』
16. The Streets 『A Grand Don't Come For Free』
17. Sufjan Stevens 『Illinois』
18. The White Stripes 『Elephant』
19. The White Stripes 『White Blood Cells』
20. Blur 『Think Tank』
21. The Coral 『The Coral』
22. Jay-Z 『The Blueprint』
23. Klaxons 『Myths Of The Near Future』
24. The Libertines 『The Libertines』
25. The Rapture 『Echoes』
26. Dizzee Rascal 『Boy in Da Corner』
27. Amy Winehouse 『Back To Black』
28. Johnny Cash 『The Man Comes Around』
29. Super Furry Animals 『Rings Around The World』
30. Elbow 『Asleep In The Back』
31. Bright Eyes 『I'm Wide Awake, It's Morning』
32. Yeah Yeah Yeahs 『Show Your Bones』
33. Arcade Fire 『Neon Bible』
34. Grandaddy 『The Sophtware Slump』
35. Babyshambles 『Down In Albion』
36. Spirtualized 『Let it Come Down』
37. The Knife 『Silent Shout』
38. Bloc Party 『Silent Alarm』
39. Crystal Castles 『Crystal Castles』
40. Ryan Adams 『Gold』
41. Wild Beasts 『Two Dancers』
42. Vampire Weekend 『Vampire Weekend』
43. Wilco 『Yankee Hotel Foxtrot』
44. Outkast 『Speakerboxxx/The Love Below』
45. Avalanches 『Since I Left You』
46. The Delgados 『The Great Eastern』
47. Brendan Benson 『Lapalco』
48. The Walkmen 『Bows and Arrows』
49. Muse 『Absolution』
50. MIA 『Arular』

今日の一曲:


今盛り上がってる話題の新人from Manchester、DelphicをDLしてみたらむちゃくちゃよかった!特に後半。Underworldを今っぽくした感じ?twitterのDelphicページ公式サイトで無料DLできるっす。
今日、ビジネスのCross Cultural Negotiationという授業で、ZARAを世界各国に出店するとしたら、というテーマでディスカッションがあった。

この授業は先生がイタリア人の弁護士で、生徒はイタリア、ブラジル、日本、トルコ等出身で、各国のファッション文化の違いが明らかになっておもしろかった。

アメリカ(サンディエゴ)
みんなレイドバックしていて、ファッションのことは気にしていない。男はTシャツ、パーカー、短パン、サンダルがほとんど。仕事でもスーツを着る事はほとんどない。とりあえず襟がついてるシャツさえ着ていれば「ビジネスカジュアル」となりビジネスOK。ファッションを気にして着飾っている男はゲイだと思われる。冬でもTシャツサンダルの人が普通にいる。寒くないのだろうか。(ドラッグでラリっているに違いない。)母親か彼女が買ってきた服を着ている男が多い。あと、結構オシャレめの店で服を買ってもたたまずに適当に丸めて袋に入れられる。

イタリア(ミラン)
男でも着飾っている人が街に普通にいる。それが普通。(ジローラモだらけのイメージ)

ブラジル
男はファッションをあまり気にしない。男がZARAとかに行くと何か恥ずかしくていたたまれない気分になる。早く店から出たくなる。(「ZARAとかただベーシックな服が売ってるだけなのに何で!」byブラジル人女性)あと服を買う時は分割払いにするのが普通。Winter Collectionとかよくやってるけど、冬が寒くないので全然売れない。

日本
日本は年上の人をリスペクトする文化があるので、若い人がマネージャーだとリスペクトされないので店を出せないんじゃないか(先生の意見)アメリカは店で放置されるけど、日本人は店員に助けられたい。オシャレなストリートに店を出してイメージアップを狙え(日本人女子の意見)店員は繊細さが求められる。フレンドリーすぎる店員はいやだ(日本人男子の意見)


アメリカ西海岸の人はかなり服に無頓着。そのせいでファッションとか全然詳しくないおれでもけっこう服とかをほめられてしまう。なんでおれはファッションに加えサッカーと音楽が大好きなイタリア人の男とはだいたいすぐ仲良くなるしなんか気に入られることが多いです。


スーツの着こなしがイタリアンなイタリア人と

帽子パクられたけど確かにお前の方が似合う
 
この授業はグローバル社会でいかに多様な文化を持つ人たちとビジネスをやっていくかという授業でけっこう面白い。特にイタリア人の弁護士の先生(女性)が、英語は母語じゃないから無理、つってイタリアなまりの英語で文法もすげえ間違えるし難しい単語知らないけど、がんがんしゃべってアメリカで会社つくってバリバリやっているので勇気づけられます。

あとこの先生が「アメリカ人はみんなすぐHow are you?って聞いてきてフレンドリーに見えるけど、実は誰も本気では他人のことを気にしてない。How are you?って聞いてきて、こっちはいろいろ話そうとしても気づいたらすぐどっかに行ってしまっている。アメリカはTime is moneyだから。アメリカに7年いるけどまだそれに慣れない」と言ってたのに共感した。

How are you?ってきかれてもだいたい一言二言ですまさないといけないのだ。日本だったら「調子はどう?」って言われたら「いやー、この前さー、・・・」とかちょっとした話をするじゃないすか。「まあまあだよ」とかで終わらせたらなんか寂しいよね。でもアメリカではHow are you?は買い物で店員とかにも言われるくらいなんで「こんにちは」ぐらいの感じで解釈せんといかんくていまだにそれが慣れないです。

でも考えてみたら日本語の「こんにちは」ももともとは「今日は(どうですか)?」ってことだろうけど別に「今日はこうですねー」とか答えたりしないから一緒か?ということで俺も別にそんなに興味がなくても「How are you?」「What's up?」を連発してアメリカ式フレンドリーに慣れていこうと思います。

今日の一曲

東京事変の新曲。ファンキーでグルーヴィ(どちらもアメリカでは死語らしい)。今のメンバーの東京事変は出す曲出す曲見事に外れなくおれのツボをついてきてむちゃくちゃすきです。

コーヒーと弾き語り

Past Mastersと一緒にJeff Buckleyの「Live at Sin-é」を買った。iPodには入っていたがこれはぜひともCDで持っておきたかった。



Jeff Buckleyは、大学時代に、友達にすすめられ、かつGrapevineがラジオでかけていて、かつRadioheadのトムが影響を受けたということを知ったので、名盤「Grace」(早くに事故で亡くなってしまったので彼の唯一のオリジナルアルバムとなった)を買ってよくきいてた。僕の経験上、だいたいこんなふうに同時期にいろんな方面から名前を聞いたアーティストというのは運命みたいなもので、必ずお気に入りになる。

「Live at Sin-é」はJeff Buckleyがデビュー前にニューヨークの小さなカフェSin-é(今度行ってみようと思ったけど残念ながら閉店してしまったもよう)でやった弾き語りをそのまま録音した二枚組(+DVD)。「Grace」もすごいし他にライブ盤も出てるけど、俺はこれが一番だと思う。そしておれの好きなライブ盤第1位。なんというか、テレキャスター1本と声だけで生み出される剥き出しの迫力と、小さなカフェという場所が醸し出す親密なぬくもりの感覚。アルバムジャケットにはコーヒーカップの跡があしらわれていて、CDでもコーヒーカップの音がきこえる。

それでほかにも何かいい弾き語りのアルバムあったかなと思ったら、曽我部さんの「東京コンサート」があった。これはサニーデイ「東京」リリース10周年記念の高井戸の映画館での弾き語りライブをそのまま録音したもので、これも名盤「東京」以上にすばらしい。そしてこの中にも「コーヒーと恋愛」という歌があってやはりコーヒーが出てくる。

やっぱコーヒーと音楽さいこう。これからもいい音楽をきいてコーヒーを飲んで恋愛をしてがんばっていこうと思った。 (今の大学では1ドルちょっとでおいしいフェアトレードコーヒーが飲めるので毎朝ちょっとうれしい。こういうところこそ日本の大学も見習ったらいいと思う。)

今日の一曲:




「僕はこれからもずっと有名になんかなりたくない。なぜって、日常生活の温もりを忘れたくないから。ライフ&ピープル、このふたつなしには生きてゆけない。自殺するか別の職を探すよ」ーJeff Buckley

Past Masters Volume Two


僕が初めてきいたビートルズのアルバムは、アビーロードでもリボルバーでもサージェントペパーズでもなく、「Past Masters Volume Two」だった。初めてビートルズの曲をきいて感動したのは、中学の音楽の授業で「Hey Jude」をきいた時で、たぶん先生が音楽室のいいスピーカーでかけたからだと思うけど、あのメロディーとドラムの音がむちゃくちゃよくて、ビートルズすげえ!って思って、近所のツタヤに行ってとりあえず「Hey Jude」が入ってるアルバムをかりた。それが「Past Masters Volume Two」だった。で、今振り返ってみると最初にきいたアルバムとしてはかなり当たりだったと思う。収録曲はこんな感じで、名曲ばっかで最強じゃないっすか!よくゴン(愛犬)の散歩をしながらカセットのウォークマンできいてたなあ。

1. Day Tripper
2. We Can Work It Out
3. Paperback Writer
4. Rain
5. Lady Madonna
6. Inner Light
7. Hey Jude
8. Revolution
9. Get Back
10. Don't Let Me Down
11. Ballad of John and Yoko
12. Old Brown Shoe
13. Across the Universe
14. Let It Be
15. You Know My Name (Look Up the Number)

だいたいビートルズのCDってレンタル屋に行けば絶対あるし、友達とか家族親戚とか誰かしらが持ってるから、学生の時からずっとダビングしてカセットとかMDとかCD-Rで聞いていた。だから唯一ちゃんとCDで買ったのはホワイトアルバムだけで、あの生々しくて雑多な感じが好きでこれはCDで持っときたいと思って、大学のとき国立のディスクユニオンでちゃんとした国内盤を中古で買った。中古だけど高かったのを覚えてる。

そして数年前、じいちゃんの家で眠ってたビートルズのアナログ盤を数枚発見して、もらってきた。なんで今じゃアビーロードもリボルバーもホワイトアルバムもアナログであるぜ!

ということで9月くらいにビートルズのリマスター祭りをやってた時も、アナログできいた方がいい感じやろーもん、ホワイトアルバムも貧乏な学生時代にがんばって買ったんやから、と思って我慢してた。

しかし、この前Snoozerのビートルズ特集号を読んで、やっぱり「Past Masters Volume Two」の評価が高かったのを見て、そういやこれは今持ってない。と思ってついに買いましたリマスター盤Past Masters。でも安い。Volume oneとセットになって2枚組新品で13ドル!今のレートで1200円弱!アメリカに来てみて、日本がアメリカに負けてるとこって意外とあんまりないんじゃないかと思うけど、音楽とか映画関係の料金が安いところはやっぱ素晴らしいです。

で、きいてみるとPast Masters、やっぱいい。後期のいろんな個性が凝縮してるのと、Volume Oneでは初期のロックンロールな衝動もたのしめる。これで1200円!コストパフォーマンスでは最強の一枚だと思います。リマスターでどれだけ音が良くなったのかは昔のカセットできいてた記憶しかないのでよくわからんけど。やっぱ日本のCD3000円は高すぎだよなあ・・・。

今日の一曲:
きのう韓国人のクラスメイトとウイイレをやった。おれはもちろんリバプールを使ったんだけど、現実のリバプールを象徴するかのように一回も勝てんかった。ありえん。チェルシー、ユナイテッド、バルサ相手に負けまくりで、俺は意地でもリバプールを使い続けたけど無理やった。唯一勝てたのはリアルウイイレ日韓戦で、日本代表を使って韓国人に勝ちました。イエイ。

今日の一曲:

The Birthdayになってからのチバさんはイマイチかなあ、と思ってたけど、この曲はいいっすね!今日学校行きながらずっと聞いてた。歌詞とサビのメロディー、そしてPrimalのRocksっぽい感じ。「ウェルチ飲みたい」って!おれは硬派イメージなチバ氏がちょっとダサイ内容を歌うのがわりとすきです。ミュージックビデオももっとはっちゃけていてださかっこいい。

めしがうまい

今のホストファミリーは、めしが相当うまいことがわかりました。
アメリカの食事はひどいと思ってたけど、こんな家に当たるのは奇跡なんじゃないかと思うくらい。この前食ったミートローフって言う料理は今までアメリカで食った家庭料理の中でベストでした。その他にも、メキシカンとか、今日の手作りのハンバーガー、ポテト、パスタもうまかった。
別に高い食材を使っているわけじゃないし、ホストマザーも働いているので特に手の込んだものを作っているわけじゃないけど、結構おいしいのでそれがすごいと思う。

これは例えば女の子とかでも、こうがんばって料理してくれるのもうれしいけど、例えばふらっと家にきて、男の家の冷蔵庫にあるもんとかでパパっとそれなりのものを作ってくれたりすると、「おおー」って思よね。意外とそんなのの方がぐっときたりするので、狙っている男子がいる女子はせっきょく的にそういうことをしたらいいと思います。でもこれはインプロヴィゼイションだからけっこう難易度高いんかな。あと俺みたいに冷蔵庫には飲み物と納豆と梅干ぐらいしか入ってない男子もいるので要注意。

そしてこの前オバマ大統領の奥さんがいいことを言っていたので、この言葉を女子の皆さんと、イケメンでも金持ちでもない俺ら全ての男子に贈ります。

“Cute’s good. But cute only lasts for so long, and then it’s, Who are you as a person? Don’t look at the bankbook or the title. Look at the heart. Look at the soul ... When you’re dating a man, you should always feel good ... You shouldn’t be in a relationship with somebody who doesn’t make you completely happy and make you feel whole.”

「イケメンなのはいいことね。でも見た目は長くは続かない。だから人としてどうかが大事。銀行の通帳とか肩書きを見たらだめよ。心を、魂を見るの。」

二人が出会った時、オバマは売れない本を書いたり、シカゴで貧困層を支援する活動をしていたそうです。

今日の一曲:

久しぶりにGrapevineをきいたら懐かしくてしかも今きいたらまたなんか違った感じでよかった!日本に帰ったらCDきいてみよ。

Matsui!!

ヤンキースがワールドチャンピオンになって松井がMVPを取った!
ルームメイトとホストファミリーと見てて盛り上がった!

しかし松井っていまだに英語が全然ダメでインタビューで「I hope so. I love New York, I love Yankees, I love the fans!」も日本語で言ってた!そんくらい中学生でも言えるやろー!

こんどニューヨーク行く時松井Tシャツ着ていったら何かサービスしてくれっかなー。

Halloweenと初恋



先週末はハロウィンだった。おれは日本育ちなので今までの人生でハロウィンとかまったく気にしたことがなく、イマイチよく分かってなくて、何を祝う祭りなんだ?何でカボチャなんだ?と思ってたけど、要は、「みんなで仮装して非日常な感じでアルコール飲料を飲んで楽しむ」というお祭りのようで、けっこう気に入りました。ショッピングモールでは臨時のコスチューム専門店が営業しています。クリスマスよりむしろハロウィンが日本でも広まるといいな、と思った。なぜなら女の子がいろんなコスチュームを着てかわいいから。


そしてハロウィンの夜、定番の近所の子供たちが家にキャンディをもらいにくるイベントで、近所の5歳くらいの男の子がうちのホストファミリーのところにきた時に、「このいえのどうろのまえのに、らくがきをしたのは、ぼくです、ごめんなさい」と謝っていた。見てみると、カラフルな字で"No Maln boy fred"というような感じで字が書いてあった。

どういうことかと思ったら、うちのホストファミリーの高校生の女の子マロニーに最近彼氏ができて、実はマロニーのことが好きだったこの近所の男の子が、彼氏ができたのがいやで「まろにーのかれしやだ」と落書きをしようとしたとのこと。"No Maloney's Boyfriend"って書きたかったけどまだ字が書けんかったんやねー。マロニーはこの子の弟のベビーシッターのバイトをしていたらしい。年上の若いお姉さんが家に来てたら男の子はみんな好きになっちゃうよなあ。字が書けないのに失恋のくやしさをグラフィティで表現してしまうこの衝動。将来はロックンローラーになって最高のラヴソングを書いてほしいです。小さい男の子が近所のお姉さんを好きになるってなんだかいいですね。みんなで笑って幸せな気分になりました。右端のかぼちゃがおれの作品です!

今日の一曲:

名曲!
こっちに来てからというもの、図書館でサッカーを見ることがある。図書館に無線LANがあるので。今日も授業がなかったので勉強しようと思って図書館に行き、途中でカーリングカップのArsenal vs Liverpoolを見た。

以前、アーセナル戦を図書館で見ていた際に、ゴールを決めた瞬間思わず「っしゃ!」みたいな雄叫びを、静寂の中であげてしまってひじょうに恥ずかしかったので、今日はゴールが決まってもぜったい声を出さないこと、と自分に言い聞かせていた。なのでまさかのサイドバックInsuaのロングシュートが決まったときも、びっくりしたけどなんとか声は押さえ、両手を突き上げるくらいに留めたのである。

そんななか、終盤になって待望のAquilaniが公式戦デビューを飾った。彼は中盤左サイドでボールを持っていた。僕は油断していた。次の瞬間、目の覚めるようなロングレンジのサイドチェンジのパスが、どんぴしゃのタイミングでスパッと右サイドに通った。

「うおっ!」

っと僕は思わず声を出してしまった。恥ずかしかったのでその後「ゴホゴホ」とか言って具合が悪いみたいな感じでごまかそうとしたけど全然ごまかしきれていなかったとおもう。ものすごく美しい軌道だった。

ということで、何が言いたいのかというとAquilaniは期待通りのいい選手だということです。アロンソがいなくなってからあまり見られなくなった100パーセントのロングパスが堪能できる日も近いので、ロングパスふぇちの僕としては大変うれしいです。

あーなんか最近趣味のことばっかりしか書いていないので、しっかり勉強してもうちょっと英語関係の小ネタのこととかも書いて行きたいです。そして城島の件は悲しすぎです。

今日の一曲

この曲ものすごい好きなんだけど、この前結構最近の曲ばっかりかかる大学の売店でかかってて、何で今頃?(リリースは1990年)と思ったらリミックスが出ていたもよう。

もともとはニールヤングの曲。


Andrew Weatherallのミックスもあるんやけどこれもすきです。前半いかにもAndrew Weatherallっぽいけど後半ちゃんと原曲をいかしてる。

LiverpoolとU2

無事引っ越しも終了し、新しいホームステイ先での生活が始まった。

最寄りのバス停まで徒歩15分なのがつらいけど、そこはスケボーで疾走するとして(気づいたけど、アメリカは道路が広いからスケボーができるんやね。例えば西荻窪などで家から駅までスケボーとか道が狭くて人もいるから無理)、ホストマザーは面倒見がよくて、ご飯もなかなかヘルシーでおいしいし、いろいろ食材を買ってくれるし、英語も教えてくれるんでいい感じです。部屋もバリ風?のインテリアで収納も多いので完璧。CD入れる棚まであった。

日曜、荷物の整理を休んで意気揚々とLiverpool対Unitedを観戦しようと公式サイト(録画中継)に行ったら、ヨーロッパのサマータイムが終わった関係で時差が一時間ずれてて、違う番組がやってた。試合前のプレビュー番組かと思ってそのままにしてたら、司会のお姉さんが笑顔で、

「クライシス?確かにクライシスでした。しかし、トーレスとエンゴグのゴールで・・・」

うわ。結果分かっちゃったよ・・・

ということで、結果を知らずにハラハラしながら見る感じではなくなって面白さ激減でした。でもまあ勝ってよかった。みんなよくがんばった。キャラガーに男気を感じた。アッガーもよかった。ルーカスもベナユンもよかった。トーレスはやっぱ何かを持っている。

腹筋セクシー。おれも今日から腹筋をがんばることにする。


そして夜はU2 on Youtubeを見たけど、こちらもやっぱ一回生で見ていたのと演出もほぼ同じだったので、やはり初見ほどの感動はなかった・・・。でもダウンロードしたんで、これから何回も味わいます。今回はWalk onの後にYou'll never walk aloneをちょっと歌ってた!ので、リバプールの勝利を祝ってくれたのか?と一瞬思った。

あとボノが立ち上げた(RED)というアフリカ支援のキャンペーン(チャリティではなくビジネスモデルだと主張されている)で、ちょうどコーヒーのタンブラーが欲しかったのでスタバのを買いました。リバプールの色でもあるしね。それと""World is Africa"というコンピレーションアルバムも。この(RED)の製品、コンバースが特に値段も手頃でかっこよくていいとおもう。

今日の一曲:

城島


電撃会談 城島 王会長 福岡ソフトバンク参戦 福岡市内の料亭で3時間…ジョー笑顔

もしこれで城島が来てくれたら、携帯はソフトバンクにする。
「(選手として)バリバリの状態で福岡に戻りたい」「今の自分があるのはホークスのおかげであり、ユニフォームを脱ぐ時は福岡でホークスのユニフォームを脱ぎたい」 って言ってたのを信じてます。
お金じゃないよね。



そして明日はLiverpool vs Manchester United!
さらにU2 on Youtube &引っ越しです。
先日、アメリカにきてはじめて銀行に行った。MacBookを買ったときのキャッシュバックで、Appleから小切手が届いたので現金にしたかったのだ。ところが僕は小切手というものをもらったのが初めてだったので、どうすればよいかよくわからず、とりあえずその小切手に書いてある銀行が学校の近くにあったので、行ってみることにした。

窓口に並んで自分の番になり、ちょっと緊張しながらまず最初に「アメリカで銀行に来たのこれが初めてなんですけど・・・」と窓口のお姉さんに言うといきなり「Wow, Congratulation!」と言われ、ハイタッチをもとめられた。

僕は驚いた。日本で銀行のお姉さんといえば制服をかちっと着て、サラサラとお金を数える、隙のない女の人、というイメージである。ところがアメリカでは銀行のお姉さんは客とハイタッチをするのである。

その後もお姉さんはアメリカにきて何をやってるんだとか、この小切手は給料か、など、いろいろなことをきいてきた。僕は現金を受け取り、アメリカのフレンドリーさってすげえなあ、とあらためて思った。アメリカの働いている人たちは、職場でもあんまりルールに縛られず、自分を殺していないので、けっこう面白い。それが裏目に出てテキトーにやってる人もよくいるけど、まあそれも人間らしくていいじゃないか。にんげんだもの。僕はふだん仕事をしていると、なんか仕事モードになってしまって、なかなかうまくフレンドリーに振る舞えないときがけっこうある。なんかそういうのってつまらんと思う。こういう銀行とか堅い場所でハイタッチというのもなかなか面白かったので、仕事中もう少しリラックスしてフレンドリーに行こうと思った。ゲマインシャフト!

今日の一曲:


あとこれすごい


リバプール、現在4連敗中と大変厳しい状況です。
シャビアロンソの不在を嘆く人もいるけど、去年はアロンソなしでユナイテッドに4-1で勝ったわけだし・・・。


そして昨日、アロンソの後継者として期待大のアクイラーニ(リハビリ中)が、リザーブの試合に15分出た!公式サイトで映像見たけど、アロンソを彷彿とさせる切り返してのサイドチェンジもあり、あとボールの蹴り方もなかなか華麗でよかったです。アロンソ以上に走れて攻撃的らしいので期待して待ちましょう。今の我々はこういうニュースが心のよりどころになってしまう状況です。


Youtubeにもありました。



この試合後のインタビュー、彼(イタリア 人)の、英語が下手!なんだけど、何とかがんばろうとしてる姿が、語学学校にいる僕らと同じ感じで微笑ましかった。リバプールに来る外国人選手はやっぱ最初は英語に苦労するらしい。おれもリバプールに行った時、マジカルミステリーツアーっていうビートルズ関係の名所をバスで回るツアーに参加したんやけど、そんときのガイドの兄ちゃんがしゃべってる英語が衝撃的にわからんかった。リバプール訛りハンパねえ。

英語といえば、トーレスがこの前出した自伝「My Story」に、英語の苦労話が載っとるんやけど、それが同じ英語に苦労してる身としてむちゃくちゃ共感できて面白いです。


・英語が少しはできると思ってたけどイングランドに来たら全然だめだった
・正直に「聞き取れなかったんでもう一度言ってください」と言えって言われてたけど、言いにくいからいつも「No」ってボソボソ言ってた
・コストコに行ったけどカードを持ってないと買い物できないのを知らず、英語で説明できなかったからそのまま帰った
 ・ラジオを聴いたり、街で見かける広告を訳してみたり、字幕付きで映画を見たりした
・ DSの英語トレーニングソフトを持ち歩いてた
・ビートルズの曲で勉強した
・英語で電話を受けるのが恐ろしくてたまらなかった
・ホテルのルームサービスに電話したらだいたい意図したものが出てきてうれしかった
・火災報知器の誤作動で消防署から電話がかかってきたけど、何を言ってるのか全く理解できなかった。数分後、消防隊が出動してきた(!!)


スーパースターとは言えどやってることが俺らとまったく同じでむちゃくちゃ親近感が湧きます。どうやって電話恐怖症の克服に取り組んだかというと、英語の家庭教師にすすめられて、買う気もないのに新聞広告に出てる車や犬や猫について電話で問い合わせる、っていうのをやったらしい。そして実際電話したら、何もわからなくてパニックになってチームメイトのペペレイナに助けを求めたという。笑

レイナ。超いい人らしい


俺も電話かなり苦手やけん真似してやってみようかな。


今日の一曲:

スカーレットヨハンソン、歌もいい。うまいっていうか雰囲気。

これはすごい!
U2の360°tour LA公演が全世界にYouTubeで生中継!
YouTube史上初。



96000枚がソールドアウトらしい、今度の日曜10月25日のLAでの公演。
日本時間はYouTubeのU2チャンネルだと12:30pmとあるけど、これは月曜の昼。

U2のサイトによると再放送も2回あるらしいが何時からかは不明。

詳しくはこちら
http://www.u2.com/news/title/live-on-youtube-this-sunday

すごい時代になったもんだ
ワシントンDC公演のレポートはこちら

今日の一曲


この曲、歌詞がいい。

"I'll Go Crazy If I Don't Go Crazy Tonight"

She's a rainbow and she loves the peaceful life
Knows I'll go crazy if I don't go crazy tonight
There's a part of me in the chaos that's quiet
And there's a part of you that wants me to riot
Everybody needs to cry or needs to spit
Every sweet tooth needs just a little hit
Every beauty needs to go out with an idiot
How can you stand next to the truth and not see it
Oh, a change of heart comes slow

It's not a hill, it's a mountain
As you start out the climb
Do you believe me or are you doubting
We're gonna make it all the way to the light
But I know I'll go crazy if I don't go crazy tonight

Every generation gets a chance to change the world
Pity the nation that won't listen to your boys and girls
'Cause the sweetest melody is the one we haven't heard
Is it true that perfect love drives out all fear
The right to appear ridiculous is something I hold dear
Oh, but a change of heart comes slow

It's not a hill, it's a mountain
As you start out the climb
Listen for me, I'll be shouting
We're gonna make it all the way to the light
But you know I'll go crazy if I don't go crazy tonight

Baby, baby, baby
I know I'm not alone
Baby, baby, baby
I know I'm not alone

It's not a hill, it's a mountain
As you start out the climb
Listen for me, I'll be shouting
Shouting to the darkness
Squeeze out sparks of light
You know we're gonna go crazy
You know we'll go crazy
You know we'll go crazy if we don't go crazy tonight

Oh, slowly now
Oh, be slow

Culture Jam

学校で気の利いたシャレを見つけた


道路の一時停止の標識にステッカー ナイス

カルチャージャムはまじでかっこいいです
友達のNくんが編集したこの本を読んで!





今日の一曲


ホークスの今シーズンが終わったもよう。今年はケガ人に泣かされた・・・今年の殊勲賞は長谷川と田上と摂津やねー。ムネリン最後まで調子出らんかった

インターンの困難

大学のオフィスでのインターンが始まった。
英語オンリーで働くという初めての経験だ。
4時間だけなのに、どっと疲れた。
肩と首がこりまくった。
なんでこんなに疲れるのだろうか。

感想
・外国人の名前は覚えるのが大変だ。日本人の場合だいたい、山本さんとか前田さんとか、だいたい一度はきいたことのある名前なのですぐにおぼえられるが、英語だとそういうわけにはいかない。しかもアメリカは移民とか世界各国からきているのでよけいだ。男性であれば世界のサッカー選手の名前がちょっとヒントになるが、特に女性。こまめにメモることにした。

・やはり外国でも挨拶は大事である。まず最初にオフィスの人にひとりずつちゃんと挨拶と自己紹介をして名刺を渡しておいたおかげで、いろいろ助けてくれた。

・職員はみな個室を持っていて、窓口の対応はインターンの学生がやっている。これはフレンドリーな雰囲気になるし大学のことよく知ってるしよいかも。

・仕事上の英語は語彙が限られているし、文脈もはっきりしているので何とかなる。しかし、学生が早口で訪ねてくるとよくわからん。

・疲れるのはまず何がどうなっているのかよくわからんのと、アメリカの職場における適切な振る舞いがよくわからないのと、英語で突然わけのわからんことを言われたらどうしようと常に緊張しているからである。下手な英語でもがんばれば通じるだろうに。できるだけ考えて、あとは文法が多少変でもかっこつけずにいってまえ!

・まじで日本語で仕事ができることのありがたさを実感した。仕事で日本語が使えるならなんでもできる気がした。知らない課長に話しかけるのとか、いろんな部署に根回しするのとか、英語で仕事するのに比べたら余裕やん。と思った。


大学院の入試担当の部署に配属になり、今は担当者が毎週のように入試説明会で全米に飛び回っていていないので基本的に放置されている。そして初日から何も教わらないまま、英語もイマイチな門外漢が、いろんな人が訪ねてくる窓口のフロントラインに座らされるのである。今日は朝オフィスに行ったら誰も教えてくれる人がおらず仕事もなく、午後出直した。午後、エイミーという同じインターンの、金髪ショートヘアで同い年くらいのかわいい大学院生がいろいろ親切に教えてくれて、ありがたかった。ちょっと鼻毛が出てたけどまあいいや。仕事でキャンパスを30分くらい歩いていても会話が途切れなかったので意外と俺の英語もいけるんじゃん、と思ったけど、その子は昔韓国で英語教師をしていたかからと、アジア、大学、政治という共通の話題があったからだと思うので油断せずにがんばろう!

今日の一曲:
この林檎ちゃんの声!と照れ顔!


かわいい・・・


この二人は福岡の誇りやねえ。。。

90年代

サンディエゴに来てから髪を一回も切ってなくてロンゲもいいとこだったので、自分で切ってみた。
そしたらやっぱ失敗した。鏡は前後左右が逆になるから難しい・・・
なんで慌ててヘヤーサローンを予約して行ってきたら、スタッフ一人で忙しいらしく慌ててきられて90年代初期ミスチル桜井みたいな髪型にセットされた・・・これはありえんやろー!

before
after



まあ失敗をリカバーすんのが難しかったってのもあるかもしれんけど、明らかに手早く終わらせようとしてる感があった。ワックス洗い流さんまま切りよるし!

最近買ったスケボーに乗って行ってきました。これから毎日スケボーでキャンパスを疾走します。おれってアメリカン!


今日の一曲:
ミスチル探してて見つけたけど、最初の歌い方完全にボブディラン!


2000年代ベスト!!

この前、あと3ヶ月もしないうちにゼロ年代が終わるということにいまさら気がついてびっくりした。

ゼロ年代の世界をキーワードで語ると、グローバリゼーション、9.11、新自由主義、インターネットということになるでしょうか。

2009年はオバマ大統領の誕生と日本の政権交代で、世界の流れがいい方向に変わりだした一年、ということになるといいですね。

個人的には、年代というよりも、2000年の4月に大学入学で東京に出てきて、それまでの田舎の子供の生活から都会の若者の生活へと全てが変わったので、2000年代はすべてが90年代とは違っていた。

ということで、何がいいたいかというと、世界の音楽メディアが2000年代のベストアルバムという企画をやりだしているので、おれもやってみたくなったのです。
Pitchforkのベスト20

音楽雑誌はこういう順位をつけるのが定番だけど、好きなアルバムに上下関係をつけるのはちょっと悲しかった。なのでこの順位は価値の上下を表しているのではなく、個人的によく聴いたものや意味を持つもの、そして今きいても色あせていないもの、という基準で選んだ。(リイシューやサントラ、ミックスやコンピレーションは除く)

僕にとっては、2000年代のポップミュージックは「引き算の美学」と「電子音楽による革新」いうことなのではと思う。70年代後半のパンク以降、また音楽にいろいろなものが足されるようになってきて、97年のRadiohead"OK Computer"を頂点にそれが飽和し、シンプルなもののよさに気がついた時代、エレクトロニックな音楽がポップな世界で革新のカギになった時代。


1.Radiohead "Kid A"
2000年代を象徴する一枚。


2.The Strokes "Is this it"
ロックンロール蘇生


3.くるり "The world is mine"
そして日本にはくるりがいた。


4.Phoenix "United"
最高のポップアルバム。


5.Royksopp "Melody A.M."
とにかくよくきいた


6.THEE MICHELLE GUN ELEPHANT "Last Heaven's Bootleg"
ライブ盤はずるいかな


7.Primal Scream "XTRMNTR"
Dance to punk


8.東京事変 "娯楽"
林檎が自由になった


9.Radiohead "In Rainbows"
Radioheadも自由になった


10.Daft Punk "Discovery"
世界中のアンセムになった


11.くるり "Team Rock"
大学時代のサウンドトラック1


12.曽我部恵一BAND "LIVE"
いくつもの夜をこえて


13.曽我部恵一 "Love City"
東京でくらしていくことの日常
http://www.sokabekeiichi.com/shop/r0045_lovecity.html

14.椎名林檎 "勝訴ストリップ"
東京にきて最初に買ったアルバム。これで僕の2000年代と東京での生活が始まった。上京してきた頃の何とも言えない気持ちに完璧にフィットした。新宿のカメラ屋さん、品川埠頭、山手通り


15.スーパーカー "HIGHVISION"
大学時代のサウンドトラック2


16.The White Stripes "Elephant"
保守と革新


17.Red Hot Chili Peppers "By the way"
2000年代の夏とドライブには、だいたいこのアルバムがかかっていた。


18. New Order "Get Ready"
復活


19.サカナクション "Go to the Future"
2000年代チルドレン。日本からこういうバンドが出てきてほしかった。


20. Camera Obscura "Biggest Bluest Hi-Fi"
ロンドンとワシントンDCで見たぜ


21.ペトロールズ "EVE2009"
今一番ナウい



個人的には、いろいろな音楽をきけるようになったのは大学に入ってからなので、60年代以降のいろんな音楽を2000年代の音楽と平行してきいていたわけで、今知っている音楽のほとんどは2000年代の記憶に結びついているのだけれど、2000年代リリースで、アルバム単位で今特に心に残っているのはこの2021枚。

アルバム単位ではイマイチだったけどこの曲!ってのがたくさんあるので、ベストソングというのもいつかやってみたい。

グーグルだもの

Google Voiceというgoogleの電話サービスの招待メールが届いた。
このサービスが日本でも広がれば携帯電話会社は壊滅的な打撃を受けて携帯料金に毎月何千円も払わなくてよくなるかも。

このサービス、サウジアラビア人の友達が授業のプレゼンで興奮気味に教えてくれたものなんだけど、主なメリットは以下のようなもの。

○アメリカ国内の通話は無料!
○国際電話も激安(アメリカ→日本が、固定電話あて1分3円、携帯あて1分14円)(1ドル100円の場合)
○留守電メッセージが文字になってWebで見れる(最初は英語の電話の聞き取りは難しいので便利)
○もちろん国際電話以外のサービスは全部無料

どのようにやるのかというと、グーグルから招待状が届くと、まず好きな電話番号を一個ゲットすることができる。

これは地域を指定して空いてる番号の中から選べる。おれはちょっとかっこつけてニューヨークの電話番号をゲットして、下四桁は誕生日にした。

そして、この電話番号に電話がかかってきたら、携帯に転送するか、職場に転送するか、家に転送するか、もしくはそのすべてに転送するか選べる。

電話をかける時は、google voiceのweb上から、相手の電話番号と自分の電話番号を入れれば、つながるのです。そして携帯会社にお金を払う必要はない!

このサービスのすごいところは、スカイプと違って電話番号がもらえて普通に電話として使えるというところ。

ただ、一回ネットにつながないといけないのでネットが使える環境がないとダメなのが難点。


なので、これが日本で始まった場合の第一段階としては、

・携帯電話は基本料金が一番安いやつにして、電話をかける時は携帯でgoogleのサイトにアクセスしてから電話をかける

ってことになるけど、これだとパケット代がかかるよね。なのでやっぱ将来的には、全国でパケット通信じゃなくてipod touchとかiphoneみたいにワイヤレスのネットワークで無料でネットに繋げるようになれば(アメリカは街中で無料で繋げるところがけっこうある)、電話代が月数百円で済む時代になるか?

でもそうすると携帯会社はやばいから基本料金を値上げしたりするのかな。

このgoogle voiceは本当に携帯会社にとってはヤバい存在で、アメリカでは裁判とかにもなってる。でもアメリカという国はテクノロジーの進化は止めないと思う。そしてgoogleはなんでも無料でやってまうからすごい。でもこれが普及したら電話関係で働いてる人はみんな失業したりして大変なんで、会社はなんとかして消費者からお金を取るような仕組みを考えるんだろうか。

例えば電話に限らずgoogleが何でも無料にしてしまった世界を考えたとき、それは社会全体にとっていいことなのだろうか。これからの世の中、どんどんそういう間接部門というか単純作業は減っていって、必要な労働力は減っていくのだろうか。そうすると、普通の労働者の人たちにとっては、収入が減って生活がくるしくなるのか?それとも無駄な支出も減るから労働時間が短くなって人生を満喫できるのか?


とりあえず、招待状をリクエストしてから届くまで3ヶ月くらいかかったから、これからアメリカ行く人は早めにリクエストしといた方がいいよー。携帯代がかなり節約できます。

https://www.google.com/voice

今日の一曲:
最近話題のRadioheadトム・ヨークとレッチリのベーシストの新バンド。かっけー。さすがレッチリのベースはファンキー。トムのソロアルバムの曲。
U2のワールドツアー「U2 360° Tour」@ワシントンDCに行ってきた!
会場はFedex Fieldというアメフトのスタジアムで、フェス以外では今まで行ったライブの中で一番でかかった。
でかいスタジアムの一番後ろの30ドルの席だったけど、十分体感できた。30ドル以上の価値ありすぎ。
アメリカの首都での開催ということで、アメリカという思想、民主主義という思想が全体を貫くテーマになっていたように思う。
音楽とテクノロジーと平和と民主主義の素晴らしい融合だった。


前座はあのMuse、Museを見たのは大学2年?の時のZepp Tokyo以来。こんな形で再会するとは。最近のアルバムはノーチェックだったけど、Time is Running Out、Plug in Baby ではあのミューズ特有の意味不明にテンション上がる感じを楽しみました。U2のファンも楽しんでた。特に大学の学祭で歌ったのが今となっては恥ずかしいPlug in Babyのバカっぽいリフは激懐かしでした。Plug in Babyやんないかなーと思ってたら2曲目くらいで後ろの人も「Plug in Baby!」て叫んでてナイス!と思った。結局ラストにやってました。未だに人気なんすね。イギリスではウェンブリーでやるようなモンスターバンドになってるとは知らなかった!



そしてU2、ステージは360°ツアーということで360°どこからでも見える作りで、ライティングとか映像の迫力がすごかった。

そして最初っから最後まで本当に大名曲ばかりで、こんな曲を80年代からずっと作り続けてきて、最新アルバムの曲もかっこいいし、本当にすごいバンドだと思いました。そしてライブで聞くと名曲が何倍も名曲になる。平和とか民主主義とかそういう大きなテーマは関係なく曲がものすごくいい。

アメリカのお客さんの楽しみ方は基本的にシンガロングで、スタジアム最上階の席でもみんな歌いまくってて、踊ってる人もたくさんいた。となりのオッサン(太り気味で野球帽かぶって、絶対SUVとか運転してそうないかにもな白人)声でかい!腹から声だしとるし!でも日本ではライブで歌うと文句言う人もいるけど、こういう楽しみ方も全然ありでしょう!ロックの本場アメリカです。という感じで終わったらおれも声枯れてた。


ボノは曲のイントロやアウトロに合わせていろんな曲の一部分を歌うのが定番で、ロンドン公演では

London Calling(Clash) → Beautiful Day → Blackbird(Beatles)
I Still Haven't Found What I'm Looking For → Movin' On Up(Primal Scream)
Sunday Bloody Sunday → Rock The Casbah(Clash)
Walk On → You'll Never Walk Alone(Liverpool FCの歌)
Mysterious Ways → Norwegian Wood(Beatles)

っていうたまらん選曲だったらしく、特にリバプールファンとしては、「Work on」から「
You'll Never Walk Alone」の流れはすごすぎ!これを楽しみにして行ったのですが、考えてみればClashもPrimalもLiverpoolも全部イギリスのものなので、この日は結局、

Beautiful Day → Blackbird(Beatles)
I Still Haven't Found What I'm Looking For → Stand by Me
Amazing Grace → Where The Streets Have No Name

だけでした。
Stand by Meもみんな熱唱。というか合唱。
会場ではもっとちゃんと演奏聞こえるけど、こんな感じ。



一番感動したのは、イランのストリートのProtesterに捧げた「Sunday Bloody Sunday」と、
アウンサンスーチーさんに捧げた「Walk on」だった。泣きそうになった。



その他、ワシントンDCいうことでオバマ大統領のみならず、ブッシュ政権でエイズ予防キャンペーンに協力してくれた政治家、もちろんアフリカへの言及もあり、「デモクラシーのためには、右も左もないんだ」みたいなことをさかんに言っていた。そしてそのメッセージを聞いて盛り上がっている、アメリカの首都で暮らして働いているであろう数万人の老若男女のU2のファンに囲まれていると、世界はよくなっていくに違いないというようなものすごくポジティブな気持ちになっていく。

こうやってU2のファンが数万人集まって、物理的に目に見える形で平和や民主主義を称えているのを見ると、世界は変わるんじゃないかって本当に思えてくる。たとえば村上春樹の小説が数百万部売れて、読んだ人が何かしらのエネルギーを感じたとしても、そのエネルギーが集結して放出されるのをこの目で見ることはできない。それは電車の中やベッドの上で一人一人におこる。ところがロックのコンサートでは、たくさんの人が音楽をきいて感じた何かしらのエネルギーが一カ所に集まって放出されるのを、この目で耳で体で体感することになる。そういう意味で音楽のライブというものはすごい。ミュージシャンたちがこの音楽のパワーを社会のために使いたくなってしまうのも無理はない。というようなことを、U2をアメリカの首都の巨大な会場で聞いてみて感じました。

しかし数万人でこれなんで、村上春樹の小説が数百万部売れるということ(がもたらず潜在的なパワー)は実は本当にすごいんだろうな、と思った。1Q84、読んでないからどうなのかわからないけど。田中康夫とロックフォトグラファーのクボケンジさんは全否定で、二人ともノルウェイの森の初めの飛行機のシーンをぼろくそに言ってたのが面白かった。さて、おれは読んでみてどう感じるかな。

そしてみんなデジカメとかでビデオ撮ってライブ直後からYoutubeに上げすぎ。でもYoutubeじゃすごさが全然伝わらない。

今日の一曲:


映画 "It Might Get Loud"

をみた。



ジミーペイジ(Led Zeppelin)、ジ・エッジ(U2)、ジャックホワイト(the White Stripes)のそれぞれ70、80、00年代のロック史にのこるギタリスト3人がギターについて語り合うというもの。

明日U2のライブに行くんだけど、それがたいへん楽しみになった。

あと改めてジャックホワイトかっこいいなあ、と思った。彼の別バンドThe Raconteursはまだちゃんときいたことなかったのできいてみようと思う。映画で使われてたこの曲にほれました。



新バンド「the Dead Weather」ではドラムを叩いとる。スティックをペンまわししながら叩いとる!
を読んだ。



すらっと読めるじつようぼん。簡単にまとめると、

・日本のガイドブックは使えなすぎるので海外のガイドブックやネットを使え
・旅行代理店は高いのでネットでホテルや飛行機を取れ(ローコストキャリアは要チェック)
・携帯電話の賢い使い方
・パッキングの賢いやり方

というかんじ。

個人的にはシャワーでしわが取れるシャワークリーンスーツ、足の疲れを軽減するメディキュット、防寒のサバイバルシートが気になりました。フェスとかでも使えそう。

僕が知ってる範囲で、今のところホテル&飛行機予約サイトでで最強なのはkayak
http://www.kayak.com/
大学生か教職員ならstudent universe
http://www.studentuniverse.com/
ちょっと違ったホテルなら
http://www.tablethotels.jp/
です。

あとこの本でアメリカのアマゾンは日本のクレジットカードが使えないとありましたが僕は使ってるんで日本のクレジットカードでもOKです。Stone RosesのBoxsetは重そうなんで日本に送ってもらったけど送料入れてもアメリカのアマゾンの方が安かった。


話は変わって、あるブログで「憧れの1人暮らしで隣人に恋した」ていう2ちゃん?の話を知って読んでしまった。普段こういうの全く読まんけど、個人的には電車男より全然リアルでよかった。不覚にもちょっと感動してしまった。貧乏な家から映像業界に就職して死にそうになったっていう境遇が似てたからかも知れんけど。読み出したら止まらなくなるので忙しい人は読まない方がいいと思います。2、3時間かかります。

今日の一曲


Kings of Convenienceつながりで友達に教えてもらったけどむっさよかったです。今年のベスト5には入りそうなかんじ。かずとくんありがとう!

夏休み読書感想文

夏休みなので読書中です。

「ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ」という本を読んだ。



情熱に溢れた若手官僚の留学記なので、たまに文体がクサかったりするけど、内容は世界の公共政策分野の最前線の様子が垣間みれて刺激的です。

あと、海外経験ゼロから留学してここまでのことを経験した筆者のエネルギーはやはりすごい。おれもちょっとは見習わないと。「脱・官僚」というのは官僚自体の否定ではなく官僚の組織を変えて本当に能力のある官僚が働きやすい環境を作ることだと思う。


優秀だけど仕事ばっかで疲弊してたシスコのSEがNPOのシステム構築のボランティアをして「楽しかった、自分のスキルがこんなに社会に役に立つとは」と語り、会社も社員のモチベーションアップのためにそれを推奨している、というエピソードが印象的。
あと、「公共組織の抱える課題は政策そのものよりも組織マネジメントである」というある教授の発言には、公共組織で働く若手はみんな納得だと思う。

これからは、ただの単純作業をするボランティアではなくて、それぞれの人が持っている能力を、会社とか家族のためだけじゃなく社会とか地域コミュニティのために、妙な気負いとか照れを感じることなく気軽に使える機会が増える日本になっていくといい感じになると思います。ITとか経営とかデザインとか、料理とか子育てとかガーデニングとか音楽とか、どんな能力でもいいんで。

そこで、さて自分にはそういう専門的な能力がないので、精進せないかんと思った。


今日の一曲:


Oh man, I dunno like...health insurance
The homeless & world peace
& aids & education ... i m tryin to do right
But. ..hey
Life after bush & gorbachev
The wall is down but something is lost
Turn on the news it looks like a movie
It makes me wanna sing louie louie

マイケルムーアの新作で使われているとのこと。
http://newsweekjapan.jp/column/machiyama/2009/09/post-60.php
次の日は朝早く帰るだけなのでこの日が実質的な最終日。

Cafe GITANEというパリ風のカフェでひるめし。ウエイトレスのお姉さんが60'sっぽい衣装でかわいかった。めしもうまい。コーヒーは濃い。

その後SOHO地区をぶらぶらして、ベタにクルーズツアーで自由の女神などを観光。


自由の女神、意外と小さかったです。たぶん久留米の成田山の方がでかいと思う。


ニューヨークにオランダが進出してきてからちょうど400年(最初はニューヨークではなくニューアムステルダムだった)ということでオランダ祭りが開催されていて、チャリのレンタルが無料だったのでチャリでNYを疾走。

WTCの跡地には新しいビルが建設中でした。


夜はロックフェラーセンターで夜景を見た。さすがニューヨーク、今まで見た夜景の中で最高だった。

今日の一曲:

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