コーヒーと弾き語り

Past Mastersと一緒にJeff Buckleyの「Live at Sin-é」を買った。iPodには入っていたがこれはぜひともCDで持っておきたかった。



Jeff Buckleyは、大学時代に、友達にすすめられ、かつGrapevineがラジオでかけていて、かつRadioheadのトムが影響を受けたということを知ったので、名盤「Grace」(早くに事故で亡くなってしまったので彼の唯一のオリジナルアルバムとなった)を買ってよくきいてた。僕の経験上、だいたいこんなふうに同時期にいろんな方面から名前を聞いたアーティストというのは運命みたいなもので、必ずお気に入りになる。

「Live at Sin-é」はJeff Buckleyがデビュー前にニューヨークの小さなカフェSin-é(今度行ってみようと思ったけど残念ながら閉店してしまったもよう)でやった弾き語りをそのまま録音した二枚組(+DVD)。「Grace」もすごいし他にライブ盤も出てるけど、俺はこれが一番だと思う。そしておれの好きなライブ盤第1位。なんというか、テレキャスター1本と声だけで生み出される剥き出しの迫力と、小さなカフェという場所が醸し出す親密なぬくもりの感覚。アルバムジャケットにはコーヒーカップの跡があしらわれていて、CDでもコーヒーカップの音がきこえる。

それでほかにも何かいい弾き語りのアルバムあったかなと思ったら、曽我部さんの「東京コンサート」があった。これはサニーデイ「東京」リリース10周年記念の高井戸の映画館での弾き語りライブをそのまま録音したもので、これも名盤「東京」以上にすばらしい。そしてこの中にも「コーヒーと恋愛」という歌があってやはりコーヒーが出てくる。

やっぱコーヒーと音楽さいこう。これからもいい音楽をきいてコーヒーを飲んで恋愛をしてがんばっていこうと思った。 (今の大学では1ドルちょっとでおいしいフェアトレードコーヒーが飲めるので毎朝ちょっとうれしい。こういうところこそ日本の大学も見習ったらいいと思う。)

今日の一曲:




「僕はこれからもずっと有名になんかなりたくない。なぜって、日常生活の温もりを忘れたくないから。ライフ&ピープル、このふたつなしには生きてゆけない。自殺するか別の職を探すよ」ーJeff Buckley

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