グーグルだもの

Google Voiceというgoogleの電話サービスの招待メールが届いた。
このサービスが日本でも広がれば携帯電話会社は壊滅的な打撃を受けて携帯料金に毎月何千円も払わなくてよくなるかも。

このサービス、サウジアラビア人の友達が授業のプレゼンで興奮気味に教えてくれたものなんだけど、主なメリットは以下のようなもの。

○アメリカ国内の通話は無料!
○国際電話も激安(アメリカ→日本が、固定電話あて1分3円、携帯あて1分14円)(1ドル100円の場合)
○留守電メッセージが文字になってWebで見れる(最初は英語の電話の聞き取りは難しいので便利)
○もちろん国際電話以外のサービスは全部無料

どのようにやるのかというと、グーグルから招待状が届くと、まず好きな電話番号を一個ゲットすることができる。

これは地域を指定して空いてる番号の中から選べる。おれはちょっとかっこつけてニューヨークの電話番号をゲットして、下四桁は誕生日にした。

そして、この電話番号に電話がかかってきたら、携帯に転送するか、職場に転送するか、家に転送するか、もしくはそのすべてに転送するか選べる。

電話をかける時は、google voiceのweb上から、相手の電話番号と自分の電話番号を入れれば、つながるのです。そして携帯会社にお金を払う必要はない!

このサービスのすごいところは、スカイプと違って電話番号がもらえて普通に電話として使えるというところ。

ただ、一回ネットにつながないといけないのでネットが使える環境がないとダメなのが難点。


なので、これが日本で始まった場合の第一段階としては、

・携帯電話は基本料金が一番安いやつにして、電話をかける時は携帯でgoogleのサイトにアクセスしてから電話をかける

ってことになるけど、これだとパケット代がかかるよね。なのでやっぱ将来的には、全国でパケット通信じゃなくてipod touchとかiphoneみたいにワイヤレスのネットワークで無料でネットに繋げるようになれば(アメリカは街中で無料で繋げるところがけっこうある)、電話代が月数百円で済む時代になるか?

でもそうすると携帯会社はやばいから基本料金を値上げしたりするのかな。

このgoogle voiceは本当に携帯会社にとってはヤバい存在で、アメリカでは裁判とかにもなってる。でもアメリカという国はテクノロジーの進化は止めないと思う。そしてgoogleはなんでも無料でやってまうからすごい。でもこれが普及したら電話関係で働いてる人はみんな失業したりして大変なんで、会社はなんとかして消費者からお金を取るような仕組みを考えるんだろうか。

例えば電話に限らずgoogleが何でも無料にしてしまった世界を考えたとき、それは社会全体にとっていいことなのだろうか。これからの世の中、どんどんそういう間接部門というか単純作業は減っていって、必要な労働力は減っていくのだろうか。そうすると、普通の労働者の人たちにとっては、収入が減って生活がくるしくなるのか?それとも無駄な支出も減るから労働時間が短くなって人生を満喫できるのか?


とりあえず、招待状をリクエストしてから届くまで3ヶ月くらいかかったから、これからアメリカ行く人は早めにリクエストしといた方がいいよー。携帯代がかなり節約できます。

https://www.google.com/voice

今日の一曲:
最近話題のRadioheadトム・ヨークとレッチリのベーシストの新バンド。かっけー。さすがレッチリのベースはファンキー。トムのソロアルバムの曲。

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