今週はThanksgivingの週で木曜から日曜まで休み。

Wikipediaによると、

現代の感謝祭では、宗教的な意味合いはかなり弱くなっており、現代アメリカ人の意識の中では、たくさんの親族や友人が集まる大規模な食事会であり、大切な家族行事のひとつと位置づけられている。特に感謝祭前日と感謝祭の後の最初の日曜日は、空港、高速道路、鉄道などの交通機関が1年の中でも有数の大混雑・大渋滞となる。

ということで、まさにそんな感じでした。

26日のThanksgiving当日は、ホストファミリーと、San Clementeという、サンディエゴとLAの中間くらいに位置する小さなリゾートの街の海沿いのホテルに行った。ビーチのすぐそばで、屋上にはサウナとジャグジーがあって最高でした。

そしてホストファザーが七面鳥の丸焼きを作ってくれた。うまかった。

ホストファミリーは、Time shareというシステム(年に一回、一週間、ホテルの一室が使える権利を購入する)をつかって10カ所くらいこういうホテルを持っているらしい。 普通にホテルに行くより安いとのこと。うちのホストマザーは大学職員だけど、ちょっと前に売れた「金持ち父さん、貧乏父さん」を愛読していて、不動産関係のやりくりがけっこうすごいのだ。

今日の一曲:

えむすての映像で歌詞がわかった。「聴きな」「効きな」のとこはKickin' outとかけてるよね

運転免許にみる日米

昨日免許の実技試験に受かってカリフォルニア州の運転免許を取得しました。

アメリカは簡単に免許が取れる。こんな感じ。

・まず15分くらいで紙切れ一枚の筆記試験(日本語でも受けれる。2時間も勉強すれば受かる)を受けて、その場で採点して、受かったら仮免みたいなのがもらえる。

・自分で車を持参して、実技試験。試験官を乗せて15分ぐらい免許センターの近所を運転する。

以上。

実技試験は、まずは車を止めたまま、「ウィンカー出してー、ブレーキランプ点灯させてー、ライトつけてー、ワイパーつけてー、ハザードランプつけてー」みたいな基本動作と、ランプが壊れたとき用の手信号を確認される。あとは道路に出て、右折、左折、車線変更、一時停止、路肩にバックで駐車、がちゃんとできるか確認されて終了。まじで何十万も出して何週間も教習所に通う日本はなんだって思う。

でももし日本も「規制緩和」とかでこういうアメリカ式のシステムになったらどうだろう。
メリット:親が教習所代出してくれなかった俺みたいな若者が数十万節約できて助かる。あと、簡単に免許が取れるとマーケットのパイが広がるので自動車産業が助かる?
デメリット:教習所で働いてる人が失業して家族が路頭に迷う。あとはやっぱ教習所で習わない分運転技術が低下して交通事故が増える?

アメリカは道路が広いからあんまり事故とかが起こりにくいからこういうシステムなんかなあ。人の命ほど大事な物はないんで、数十万かかったとしても、日本の教習所というシステムはなかなかよいと思う。本当にお金なかったらべつに教習所行かずにとることもできるしね。アメリカから見ると、なんて規制の多い国なんだ、って思うかもしれんけど、教習所というシステムがあって、それで食べて行けてる人もたくさんいる。合宿式の教習とかも地方の経済に貢献してるだろうし。そしてその目的は交通安全、という公共の利益だ。

ということで、免許というシステム一つとっても日本とアメリカの社会の仕組みが象徴されているなあ、と思いました。日本は、効率よりもきっちり規則を作って安定した社会を作っていく感じ。規制緩和すれば経済が活性化する、というのもあるけど、この場合は規制があることによって経済が活性化し、公共の利益につながるといういい例なんかな。

今日の一曲:
NHKのジャック・アタリ緊急インタビュー「第1回 危機の核心とは何か」「第2回 世界を襲う五つの波」を見た。

今回の金融危機を予見していたジャック・アタリが、金融危機と現在の世界の状況を、長期的視野から歴史の流れの中に位置づけ、分かりやすく解説されているのでおすすめです。

そしてこれだけの世界に誇る知識人でも英語はフランス訛でがんがんしゃべっているので勇気づけられます。

Youtubeにアップロードしている人がいますが、NHKオンデマンドで見るのがリーガルだと思います。でも受信料払ってるんだからNHKオンデマンドも無料にしてほしいっすよね。そうすれば普段テレビ見ない忙しい人でも受信料に納得できる気がする。

今日の一曲:



以下は内容のメモ

今回の金融危機は「ディズニー的全体主義」により引き起こされた

資本主義が他の物に変わってしまう事はない 世界が発展するための唯一の方法は、資本主義が、法律や民主主義といった他の力とバランスを保ち続けること

世界を襲う五つの波
第一の波
「アメリカ支配の崩壊」
内政に問題を抱えるため、世界から撤退する

第二の波
「多極型秩序」
強い政府へ、しかし国家はグローバルな市場より弱い
国際協調による多極型秩序はグローバル市場には勝てないので、失敗に終わる

第三の波
「超帝国(Hyper Empire)」
市場そのものが帝国に
教育、保険、社会保障、警察、軍、いろんなものが民営化される(2040年頃)
世界が2つのもの(エンターテイメントと保険)に支配される
監視社会へ(ナノテクとインターネット技術)
そうなってほしくはない
食肉流通の管理 銀行の透明性確保等においては監視は不可欠
監視の対象が物から人に移ったときが危機
個人の監視は避けるべき

第四の波(長続きはしない)←回避すべき
「超紛争」
エネルギーや水の不足、気候変動
市場が無秩序に コントロール不能になり戦争へ突入
この状態は避けられるべき 避けられるはず

第五の波
「超民主主義」
利他主義
他人を援助する事で幸せになれることに人々が気づく
母親、医師、看護士、ホテルで働く人たち
人を助けたり、人を喜ばせる事で幸せを見いだす
超紛争の代わりに超民主主義が起きる事を願う
2060年頃か
trans human(博愛精神のある人間)
レストラン経営=合理的な博愛(顧客満足の追求)
世界のサービス産業への移行
テクノロジーによる博愛 アイデアはモノと違い何人もの人と共有できる
ビルゲイツとマザーテレサは同じ 新しいエリート
自家用ヘリやいい車を持っているのがステータスから、博愛精神がステータスへ
超民主主義は教育で可能 チームスピリット
人類全体の利益を考える世界政府へ
国益ではなく、人類の利益を守る

私は悲観主義者でも楽観主義者でもない
サッカーの観客は楽観的にも悲観的にもなれる
だが私はプレーヤーだ プレーヤーには悲観も楽観も無意味
敵の強さと自分の強さを比べ、勝つために戦う



ワールドカップ史上最悪の誤審か?勝った方がワールドカップ出場、負ければ予選敗退、という大一番の、しかも延長戦で、ハンドなのにゴールにされたアイルランドの選手たち、そしてアイルランド国民は本当にやるせない気持ちでいっぱいだと思う・・・。日本が同じような目にあったと考えると・・・。ここでアンリが「ハンドしました」って正直に言ってたら間違いなくサッカー史に残るフェアプレーになったと思う。そう言って欲しかった。ハンドで出てもうれしくないだろうし、後悔すると思う。ずっとその事を言われ続けるだろうし・・・。でも一緒にがんばってきた監督やチームメイトの事を考えると言えなかったんだろうな・・・フランス人はLe hand of godとか言ってる。アンリは試合後に「ハンドだった」と認めているそうだ。

しかもオフサイドっぽいし。これはプレーに関わってないっていう判定なんだろか。
NMEのTHE TOP 100 GREATEST ALBUMS OF THE DECADEが発表された。

50位まではこんな感じなんやけど、これを見て、Primal Scream 『XTRMNTR』を完全に忘れとった!ことに気がついたので、おれランキングにも入れました。大学時代にききまくったので7位にランクイン。かっこよすぎです。ボビーみたいなおっさんになるのが夢。

1. The Strokes 『Is This It』
2. The Libertines 『Up The Bracket』
3. Primal Scream 『XTRMNTR』
4. Arctic Monkeys 『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』
5. Yeah Yeah Yeahs 『Fever To Tell』
6. PJ Harvey 『Stories From the City, Stories From the Sea』
7. Arcade Fire 『Funeral』
8. Interpol 『Turn On The Bright Lights』
9. The Streets 『Original Pirate Material』
10. Radiohead 『In Rainbows』
11. At The Drive In 『Relationship Of Command』
12. LCD Soundsystem 『Sound Of Silver』
13. The Shins 『Wincing The Night Away』
14. Radiohead 『Kid A』
15. Queens Of The Stone Age 『Songs For The Deaf』
16. The Streets 『A Grand Don't Come For Free』
17. Sufjan Stevens 『Illinois』
18. The White Stripes 『Elephant』
19. The White Stripes 『White Blood Cells』
20. Blur 『Think Tank』
21. The Coral 『The Coral』
22. Jay-Z 『The Blueprint』
23. Klaxons 『Myths Of The Near Future』
24. The Libertines 『The Libertines』
25. The Rapture 『Echoes』
26. Dizzee Rascal 『Boy in Da Corner』
27. Amy Winehouse 『Back To Black』
28. Johnny Cash 『The Man Comes Around』
29. Super Furry Animals 『Rings Around The World』
30. Elbow 『Asleep In The Back』
31. Bright Eyes 『I'm Wide Awake, It's Morning』
32. Yeah Yeah Yeahs 『Show Your Bones』
33. Arcade Fire 『Neon Bible』
34. Grandaddy 『The Sophtware Slump』
35. Babyshambles 『Down In Albion』
36. Spirtualized 『Let it Come Down』
37. The Knife 『Silent Shout』
38. Bloc Party 『Silent Alarm』
39. Crystal Castles 『Crystal Castles』
40. Ryan Adams 『Gold』
41. Wild Beasts 『Two Dancers』
42. Vampire Weekend 『Vampire Weekend』
43. Wilco 『Yankee Hotel Foxtrot』
44. Outkast 『Speakerboxxx/The Love Below』
45. Avalanches 『Since I Left You』
46. The Delgados 『The Great Eastern』
47. Brendan Benson 『Lapalco』
48. The Walkmen 『Bows and Arrows』
49. Muse 『Absolution』
50. MIA 『Arular』

今日の一曲:


今盛り上がってる話題の新人from Manchester、DelphicをDLしてみたらむちゃくちゃよかった!特に後半。Underworldを今っぽくした感じ?twitterのDelphicページ公式サイトで無料DLできるっす。
今日、ビジネスのCross Cultural Negotiationという授業で、ZARAを世界各国に出店するとしたら、というテーマでディスカッションがあった。

この授業は先生がイタリア人の弁護士で、生徒はイタリア、ブラジル、日本、トルコ等出身で、各国のファッション文化の違いが明らかになっておもしろかった。

アメリカ(サンディエゴ)
みんなレイドバックしていて、ファッションのことは気にしていない。男はTシャツ、パーカー、短パン、サンダルがほとんど。仕事でもスーツを着る事はほとんどない。とりあえず襟がついてるシャツさえ着ていれば「ビジネスカジュアル」となりビジネスOK。ファッションを気にして着飾っている男はゲイだと思われる。冬でもTシャツサンダルの人が普通にいる。寒くないのだろうか。(ドラッグでラリっているに違いない。)母親か彼女が買ってきた服を着ている男が多い。あと、結構オシャレめの店で服を買ってもたたまずに適当に丸めて袋に入れられる。

イタリア(ミラン)
男でも着飾っている人が街に普通にいる。それが普通。(ジローラモだらけのイメージ)

ブラジル
男はファッションをあまり気にしない。男がZARAとかに行くと何か恥ずかしくていたたまれない気分になる。早く店から出たくなる。(「ZARAとかただベーシックな服が売ってるだけなのに何で!」byブラジル人女性)あと服を買う時は分割払いにするのが普通。Winter Collectionとかよくやってるけど、冬が寒くないので全然売れない。

日本
日本は年上の人をリスペクトする文化があるので、若い人がマネージャーだとリスペクトされないので店を出せないんじゃないか(先生の意見)アメリカは店で放置されるけど、日本人は店員に助けられたい。オシャレなストリートに店を出してイメージアップを狙え(日本人女子の意見)店員は繊細さが求められる。フレンドリーすぎる店員はいやだ(日本人男子の意見)


アメリカ西海岸の人はかなり服に無頓着。そのせいでファッションとか全然詳しくないおれでもけっこう服とかをほめられてしまう。なんでおれはファッションに加えサッカーと音楽が大好きなイタリア人の男とはだいたいすぐ仲良くなるしなんか気に入られることが多いです。


スーツの着こなしがイタリアンなイタリア人と

帽子パクられたけど確かにお前の方が似合う
 
この授業はグローバル社会でいかに多様な文化を持つ人たちとビジネスをやっていくかという授業でけっこう面白い。特にイタリア人の弁護士の先生(女性)が、英語は母語じゃないから無理、つってイタリアなまりの英語で文法もすげえ間違えるし難しい単語知らないけど、がんがんしゃべってアメリカで会社つくってバリバリやっているので勇気づけられます。

あとこの先生が「アメリカ人はみんなすぐHow are you?って聞いてきてフレンドリーに見えるけど、実は誰も本気では他人のことを気にしてない。How are you?って聞いてきて、こっちはいろいろ話そうとしても気づいたらすぐどっかに行ってしまっている。アメリカはTime is moneyだから。アメリカに7年いるけどまだそれに慣れない」と言ってたのに共感した。

How are you?ってきかれてもだいたい一言二言ですまさないといけないのだ。日本だったら「調子はどう?」って言われたら「いやー、この前さー、・・・」とかちょっとした話をするじゃないすか。「まあまあだよ」とかで終わらせたらなんか寂しいよね。でもアメリカではHow are you?は買い物で店員とかにも言われるくらいなんで「こんにちは」ぐらいの感じで解釈せんといかんくていまだにそれが慣れないです。

でも考えてみたら日本語の「こんにちは」ももともとは「今日は(どうですか)?」ってことだろうけど別に「今日はこうですねー」とか答えたりしないから一緒か?ということで俺も別にそんなに興味がなくても「How are you?」「What's up?」を連発してアメリカ式フレンドリーに慣れていこうと思います。

今日の一曲

東京事変の新曲。ファンキーでグルーヴィ(どちらもアメリカでは死語らしい)。今のメンバーの東京事変は出す曲出す曲見事に外れなくおれのツボをついてきてむちゃくちゃすきです。

コーヒーと弾き語り

Past Mastersと一緒にJeff Buckleyの「Live at Sin-é」を買った。iPodには入っていたがこれはぜひともCDで持っておきたかった。



Jeff Buckleyは、大学時代に、友達にすすめられ、かつGrapevineがラジオでかけていて、かつRadioheadのトムが影響を受けたということを知ったので、名盤「Grace」(早くに事故で亡くなってしまったので彼の唯一のオリジナルアルバムとなった)を買ってよくきいてた。僕の経験上、だいたいこんなふうに同時期にいろんな方面から名前を聞いたアーティストというのは運命みたいなもので、必ずお気に入りになる。

「Live at Sin-é」はJeff Buckleyがデビュー前にニューヨークの小さなカフェSin-é(今度行ってみようと思ったけど残念ながら閉店してしまったもよう)でやった弾き語りをそのまま録音した二枚組(+DVD)。「Grace」もすごいし他にライブ盤も出てるけど、俺はこれが一番だと思う。そしておれの好きなライブ盤第1位。なんというか、テレキャスター1本と声だけで生み出される剥き出しの迫力と、小さなカフェという場所が醸し出す親密なぬくもりの感覚。アルバムジャケットにはコーヒーカップの跡があしらわれていて、CDでもコーヒーカップの音がきこえる。

それでほかにも何かいい弾き語りのアルバムあったかなと思ったら、曽我部さんの「東京コンサート」があった。これはサニーデイ「東京」リリース10周年記念の高井戸の映画館での弾き語りライブをそのまま録音したもので、これも名盤「東京」以上にすばらしい。そしてこの中にも「コーヒーと恋愛」という歌があってやはりコーヒーが出てくる。

やっぱコーヒーと音楽さいこう。これからもいい音楽をきいてコーヒーを飲んで恋愛をしてがんばっていこうと思った。 (今の大学では1ドルちょっとでおいしいフェアトレードコーヒーが飲めるので毎朝ちょっとうれしい。こういうところこそ日本の大学も見習ったらいいと思う。)

今日の一曲:




「僕はこれからもずっと有名になんかなりたくない。なぜって、日常生活の温もりを忘れたくないから。ライフ&ピープル、このふたつなしには生きてゆけない。自殺するか別の職を探すよ」ーJeff Buckley

Past Masters Volume Two


僕が初めてきいたビートルズのアルバムは、アビーロードでもリボルバーでもサージェントペパーズでもなく、「Past Masters Volume Two」だった。初めてビートルズの曲をきいて感動したのは、中学の音楽の授業で「Hey Jude」をきいた時で、たぶん先生が音楽室のいいスピーカーでかけたからだと思うけど、あのメロディーとドラムの音がむちゃくちゃよくて、ビートルズすげえ!って思って、近所のツタヤに行ってとりあえず「Hey Jude」が入ってるアルバムをかりた。それが「Past Masters Volume Two」だった。で、今振り返ってみると最初にきいたアルバムとしてはかなり当たりだったと思う。収録曲はこんな感じで、名曲ばっかで最強じゃないっすか!よくゴン(愛犬)の散歩をしながらカセットのウォークマンできいてたなあ。

1. Day Tripper
2. We Can Work It Out
3. Paperback Writer
4. Rain
5. Lady Madonna
6. Inner Light
7. Hey Jude
8. Revolution
9. Get Back
10. Don't Let Me Down
11. Ballad of John and Yoko
12. Old Brown Shoe
13. Across the Universe
14. Let It Be
15. You Know My Name (Look Up the Number)

だいたいビートルズのCDってレンタル屋に行けば絶対あるし、友達とか家族親戚とか誰かしらが持ってるから、学生の時からずっとダビングしてカセットとかMDとかCD-Rで聞いていた。だから唯一ちゃんとCDで買ったのはホワイトアルバムだけで、あの生々しくて雑多な感じが好きでこれはCDで持っときたいと思って、大学のとき国立のディスクユニオンでちゃんとした国内盤を中古で買った。中古だけど高かったのを覚えてる。

そして数年前、じいちゃんの家で眠ってたビートルズのアナログ盤を数枚発見して、もらってきた。なんで今じゃアビーロードもリボルバーもホワイトアルバムもアナログであるぜ!

ということで9月くらいにビートルズのリマスター祭りをやってた時も、アナログできいた方がいい感じやろーもん、ホワイトアルバムも貧乏な学生時代にがんばって買ったんやから、と思って我慢してた。

しかし、この前Snoozerのビートルズ特集号を読んで、やっぱり「Past Masters Volume Two」の評価が高かったのを見て、そういやこれは今持ってない。と思ってついに買いましたリマスター盤Past Masters。でも安い。Volume oneとセットになって2枚組新品で13ドル!今のレートで1200円弱!アメリカに来てみて、日本がアメリカに負けてるとこって意外とあんまりないんじゃないかと思うけど、音楽とか映画関係の料金が安いところはやっぱ素晴らしいです。

で、きいてみるとPast Masters、やっぱいい。後期のいろんな個性が凝縮してるのと、Volume Oneでは初期のロックンロールな衝動もたのしめる。これで1200円!コストパフォーマンスでは最強の一枚だと思います。リマスターでどれだけ音が良くなったのかは昔のカセットできいてた記憶しかないのでよくわからんけど。やっぱ日本のCD3000円は高すぎだよなあ・・・。

今日の一曲:
きのう韓国人のクラスメイトとウイイレをやった。おれはもちろんリバプールを使ったんだけど、現実のリバプールを象徴するかのように一回も勝てんかった。ありえん。チェルシー、ユナイテッド、バルサ相手に負けまくりで、俺は意地でもリバプールを使い続けたけど無理やった。唯一勝てたのはリアルウイイレ日韓戦で、日本代表を使って韓国人に勝ちました。イエイ。

今日の一曲:

The Birthdayになってからのチバさんはイマイチかなあ、と思ってたけど、この曲はいいっすね!今日学校行きながらずっと聞いてた。歌詞とサビのメロディー、そしてPrimalのRocksっぽい感じ。「ウェルチ飲みたい」って!おれは硬派イメージなチバ氏がちょっとダサイ内容を歌うのがわりとすきです。ミュージックビデオももっとはっちゃけていてださかっこいい。

めしがうまい

今のホストファミリーは、めしが相当うまいことがわかりました。
アメリカの食事はひどいと思ってたけど、こんな家に当たるのは奇跡なんじゃないかと思うくらい。この前食ったミートローフって言う料理は今までアメリカで食った家庭料理の中でベストでした。その他にも、メキシカンとか、今日の手作りのハンバーガー、ポテト、パスタもうまかった。
別に高い食材を使っているわけじゃないし、ホストマザーも働いているので特に手の込んだものを作っているわけじゃないけど、結構おいしいのでそれがすごいと思う。

これは例えば女の子とかでも、こうがんばって料理してくれるのもうれしいけど、例えばふらっと家にきて、男の家の冷蔵庫にあるもんとかでパパっとそれなりのものを作ってくれたりすると、「おおー」って思よね。意外とそんなのの方がぐっときたりするので、狙っている男子がいる女子はせっきょく的にそういうことをしたらいいと思います。でもこれはインプロヴィゼイションだからけっこう難易度高いんかな。あと俺みたいに冷蔵庫には飲み物と納豆と梅干ぐらいしか入ってない男子もいるので要注意。

そしてこの前オバマ大統領の奥さんがいいことを言っていたので、この言葉を女子の皆さんと、イケメンでも金持ちでもない俺ら全ての男子に贈ります。

“Cute’s good. But cute only lasts for so long, and then it’s, Who are you as a person? Don’t look at the bankbook or the title. Look at the heart. Look at the soul ... When you’re dating a man, you should always feel good ... You shouldn’t be in a relationship with somebody who doesn’t make you completely happy and make you feel whole.”

「イケメンなのはいいことね。でも見た目は長くは続かない。だから人としてどうかが大事。銀行の通帳とか肩書きを見たらだめよ。心を、魂を見るの。」

二人が出会った時、オバマは売れない本を書いたり、シカゴで貧困層を支援する活動をしていたそうです。

今日の一曲:

久しぶりにGrapevineをきいたら懐かしくてしかも今きいたらまたなんか違った感じでよかった!日本に帰ったらCDきいてみよ。

Matsui!!

ヤンキースがワールドチャンピオンになって松井がMVPを取った!
ルームメイトとホストファミリーと見てて盛り上がった!

しかし松井っていまだに英語が全然ダメでインタビューで「I hope so. I love New York, I love Yankees, I love the fans!」も日本語で言ってた!そんくらい中学生でも言えるやろー!

こんどニューヨーク行く時松井Tシャツ着ていったら何かサービスしてくれっかなー。

Halloweenと初恋



先週末はハロウィンだった。おれは日本育ちなので今までの人生でハロウィンとかまったく気にしたことがなく、イマイチよく分かってなくて、何を祝う祭りなんだ?何でカボチャなんだ?と思ってたけど、要は、「みんなで仮装して非日常な感じでアルコール飲料を飲んで楽しむ」というお祭りのようで、けっこう気に入りました。ショッピングモールでは臨時のコスチューム専門店が営業しています。クリスマスよりむしろハロウィンが日本でも広まるといいな、と思った。なぜなら女の子がいろんなコスチュームを着てかわいいから。


そしてハロウィンの夜、定番の近所の子供たちが家にキャンディをもらいにくるイベントで、近所の5歳くらいの男の子がうちのホストファミリーのところにきた時に、「このいえのどうろのまえのに、らくがきをしたのは、ぼくです、ごめんなさい」と謝っていた。見てみると、カラフルな字で"No Maln boy fred"というような感じで字が書いてあった。

どういうことかと思ったら、うちのホストファミリーの高校生の女の子マロニーに最近彼氏ができて、実はマロニーのことが好きだったこの近所の男の子が、彼氏ができたのがいやで「まろにーのかれしやだ」と落書きをしようとしたとのこと。"No Maloney's Boyfriend"って書きたかったけどまだ字が書けんかったんやねー。マロニーはこの子の弟のベビーシッターのバイトをしていたらしい。年上の若いお姉さんが家に来てたら男の子はみんな好きになっちゃうよなあ。字が書けないのに失恋のくやしさをグラフィティで表現してしまうこの衝動。将来はロックンローラーになって最高のラヴソングを書いてほしいです。小さい男の子が近所のお姉さんを好きになるってなんだかいいですね。みんなで笑って幸せな気分になりました。右端のかぼちゃがおれの作品です!

今日の一曲:

名曲!

Blogger Templates by Blog Forum