映画 "It Might Get Loud"

をみた。



ジミーペイジ(Led Zeppelin)、ジ・エッジ(U2)、ジャックホワイト(the White Stripes)のそれぞれ70、80、00年代のロック史にのこるギタリスト3人がギターについて語り合うというもの。

明日U2のライブに行くんだけど、それがたいへん楽しみになった。

あと改めてジャックホワイトかっこいいなあ、と思った。彼の別バンドThe Raconteursはまだちゃんときいたことなかったのできいてみようと思う。映画で使われてたこの曲にほれました。



新バンド「the Dead Weather」ではドラムを叩いとる。スティックをペンまわししながら叩いとる!
を読んだ。



すらっと読めるじつようぼん。簡単にまとめると、

・日本のガイドブックは使えなすぎるので海外のガイドブックやネットを使え
・旅行代理店は高いのでネットでホテルや飛行機を取れ(ローコストキャリアは要チェック)
・携帯電話の賢い使い方
・パッキングの賢いやり方

というかんじ。

個人的にはシャワーでしわが取れるシャワークリーンスーツ、足の疲れを軽減するメディキュット、防寒のサバイバルシートが気になりました。フェスとかでも使えそう。

僕が知ってる範囲で、今のところホテル&飛行機予約サイトでで最強なのはkayak
http://www.kayak.com/
大学生か教職員ならstudent universe
http://www.studentuniverse.com/
ちょっと違ったホテルなら
http://www.tablethotels.jp/
です。

あとこの本でアメリカのアマゾンは日本のクレジットカードが使えないとありましたが僕は使ってるんで日本のクレジットカードでもOKです。Stone RosesのBoxsetは重そうなんで日本に送ってもらったけど送料入れてもアメリカのアマゾンの方が安かった。


話は変わって、あるブログで「憧れの1人暮らしで隣人に恋した」ていう2ちゃん?の話を知って読んでしまった。普段こういうの全く読まんけど、個人的には電車男より全然リアルでよかった。不覚にもちょっと感動してしまった。貧乏な家から映像業界に就職して死にそうになったっていう境遇が似てたからかも知れんけど。読み出したら止まらなくなるので忙しい人は読まない方がいいと思います。2、3時間かかります。

今日の一曲


Kings of Convenienceつながりで友達に教えてもらったけどむっさよかったです。今年のベスト5には入りそうなかんじ。かずとくんありがとう!

夏休み読書感想文

夏休みなので読書中です。

「ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ」という本を読んだ。



情熱に溢れた若手官僚の留学記なので、たまに文体がクサかったりするけど、内容は世界の公共政策分野の最前線の様子が垣間みれて刺激的です。

あと、海外経験ゼロから留学してここまでのことを経験した筆者のエネルギーはやはりすごい。おれもちょっとは見習わないと。「脱・官僚」というのは官僚自体の否定ではなく官僚の組織を変えて本当に能力のある官僚が働きやすい環境を作ることだと思う。


優秀だけど仕事ばっかで疲弊してたシスコのSEがNPOのシステム構築のボランティアをして「楽しかった、自分のスキルがこんなに社会に役に立つとは」と語り、会社も社員のモチベーションアップのためにそれを推奨している、というエピソードが印象的。
あと、「公共組織の抱える課題は政策そのものよりも組織マネジメントである」というある教授の発言には、公共組織で働く若手はみんな納得だと思う。

これからは、ただの単純作業をするボランティアではなくて、それぞれの人が持っている能力を、会社とか家族のためだけじゃなく社会とか地域コミュニティのために、妙な気負いとか照れを感じることなく気軽に使える機会が増える日本になっていくといい感じになると思います。ITとか経営とかデザインとか、料理とか子育てとかガーデニングとか音楽とか、どんな能力でもいいんで。

そこで、さて自分にはそういう専門的な能力がないので、精進せないかんと思った。


今日の一曲:


Oh man, I dunno like...health insurance
The homeless & world peace
& aids & education ... i m tryin to do right
But. ..hey
Life after bush & gorbachev
The wall is down but something is lost
Turn on the news it looks like a movie
It makes me wanna sing louie louie

マイケルムーアの新作で使われているとのこと。
http://newsweekjapan.jp/column/machiyama/2009/09/post-60.php
次の日は朝早く帰るだけなのでこの日が実質的な最終日。

Cafe GITANEというパリ風のカフェでひるめし。ウエイトレスのお姉さんが60'sっぽい衣装でかわいかった。めしもうまい。コーヒーは濃い。

その後SOHO地区をぶらぶらして、ベタにクルーズツアーで自由の女神などを観光。


自由の女神、意外と小さかったです。たぶん久留米の成田山の方がでかいと思う。


ニューヨークにオランダが進出してきてからちょうど400年(最初はニューヨークではなくニューアムステルダムだった)ということでオランダ祭りが開催されていて、チャリのレンタルが無料だったのでチャリでNYを疾走。

WTCの跡地には新しいビルが建設中でした。


夜はロックフェラーセンターで夜景を見た。さすがニューヨーク、今まで見た夜景の中で最高だった。

今日の一曲:
次の日は一風堂 in NYにラーメンを食いにいった。客の8割がニューヨーカーとのこと。

かなりの行列だったので名前を書いて近所を散策。
ジャパンタウンでたこ焼き屋発見。半年ぶりのたこ焼きはうまかった。

一風堂はラーメン一杯13ドルもした。見た目は一風堂そのままで、かなり期待は膨らむが・・・
ん?なんかイマイチ?東京のエセとんこつらーめん屋にありがちなあのちょっと甘みのあるとんこつでした。濃厚クサクサの久留米ラーメンで育った僕には満足できんやった・・・。一風堂は大名にあるとこと東京の恵比寿にしか行ったことないけど、普通にうまかった気が・・・。アメリカ向けに味を変えているんだろうか。

その後ガイドブックに載ってたCBGBの跡地近くにあるグッズショップを探したが、あるべき場所に見つからず、たぶんつぶれたんだろうと思ったらやはりつぶれたそうで、今は去年オープンしたNYのロック博物館に展示があるようです。

夜はミュージカルを見ました。映画「リトルダンサー」のミュージカル版が今NYで一番熱いらしく、映画好きやったから見たかったけどチケットが取れず、「シカゴ」を見ました。映画版見たことなくてストーリーとか全然知らんで見に行ったら、英語あんまりわからずちょっと悲しかったです。もっと勉強せな。でもところどころは分かってダンスとかはすごくて結構楽しめました。
今日の一曲:
9.11から3泊4日でニューヨーク行ってきました。

初日はMoMAに行って終わった。
金曜の夕方は無料ということでかなりの行列でした。ただ、混みすぎて見れないほどではなく。
NYといえばウォーホル。
アート関係は詳しくないですがかなり楽しめました。音楽関係の展示があるとテンションあがります。

ローゼスのジャケットの人だ!

ニューヨークのアンダーグラウンドの音楽シーンについての展示がちょうどやってました。



それとは別に、スミスのジャケットのデザイナーの展示も。
スミスのジャケットはどれもかっこいいっすよね。一番好きなのはこれ。


この日はPod Hotelというところに泊まりました。デザインはかっこよかったけど、部屋はかなり狭かった。ま、値段の割に場所がいいからOKです。
今日の一曲:

日本対ガーナ

ネットで見ました。こっちの時間だと朝3時〜5時。

稲本ももう29歳かー、とあの2002年の時を思い出して、ああ、俺も28歳だ、とか思ってたらあれよとあれよと逆転。久々に稲本がきましたね。ここまできたのはあの2002年以来か?そして劣勢からこんなに短時間に3点入った試合を見たのはイスタンブールの奇跡以来。

オランダ戦の試合後のインタビューを見て思ったのはやっぱ日本代表となるとファンがみんな監督目線になるから、選手も監督もそれ用にやたら戦術の話になるなあ、ヨーロッパでは試合後に選手や監督があそこまで戦術の話をしないよなあ、ということだったけど、今回小倉がインタビュアーだと選手が部活の先輩に話すみたいなノリになって、より素が出る感じのインタビューになって選手のキャラが垣間見えて面白いな、と思いました。小倉って解説のノリが軽すぎない?と思ってたけど意外といい効果もあるな、と思いました。

今日の一曲:

Surfin' USA





今日生まれてはじめてサーフィンをした。
水泳が苦手なので、カリフォルニアにいるにもかかわらず、今までは積極的にはやらなかったのである。

強力な波がきて足が吊って溺れそうになった時は焦ったけど、立って波に乗ったときの爽快感は、そうとうでした。

髪も伸び過ぎだし色も焼けてきたんで、サーファーになって日本に帰る・・・ことはないと思う。

あとMacBookに慣れてきたけどマジで最近のパソコンはすごい。サクサクだし、キーボードの下のくりくりやるとこで何でもできるし、写真の顔認識して同じ人だけ集めるし・・・。今までのめんどくささはなんだろう。直感でできるから、パソコン苦手な人こそMacを使ったらいいんじゃないかと思う。

今日の一曲:

MacBook

iBookの調子が悪かったので、MacBook Proを買った!

円高・学割・iPod touch無料キャンペーンで日本で買うより4万くらい安く買えた。itouchは友達に売却。
アメリカでも説明書やキーボード等、無料で日本仕様にしてくれます。

いろいろ快適になりました。Youtubeの映像ってこんなにきれいだったの??

今日の一曲:

my generation

今日は日本語で濃い話をした日だった。

昼はこっちで知り合った同年代で同じ大学出身の男(実は以前出会った商社ドロップアウトマンが同じ大学出身だった。世界は狭い。)と、東京と地方、資本主義のメリット/デメリットについて。

夜は、サッカーで知り合ったこっちで英語の勉強中の東大生と2時間くらいしゃべった。経済学や大学や官僚について。大学が学生をもっとうまく使うべきだという意見で一致。

経済を学びながら、経済を世の中をよくする手段として意識して、ビッグイシューに関わったりと、ちゃんと貧困の問題にも興味を持っている、ナイスガイでした。この後イタリアのホームレスワールドカップを手伝いに行くとのこと。こういう東大生を見ると、がんばらなきゃな、と思う。

とにかく、僕らの世代の、こういうオルタナティヴなものを目指している感覚で、世の中は少しずつよくなっていくと思う。偉い人が世の中を動かすとかではなくて、みんながそれぞれの生活で、自分の心に正直に、自分のやりたいことをやることで、世の中はよくなる。僕のまわりにいる友人たちが、それぞれの場所でがんばっている様子を見ていると、そう思えてくる。まじでネットとかメディアで文句ばっか言ってるやつは現実が見えてないと思う。

早く英語でも濃い話ができるようになりたいもんです。

今日の一曲:

本当にこのまま解散すんのかな。

Working Class Hero

「でも僕は、自分たちは他の何かを象徴してるんだって考えた。その街の労働者、あまりお金を持ってない人たち、きつい思いをして働いて、仕事が終わったら自分たちのチームを見に行くような人たちをね。」

フェルナンド・トーレスのインタビュー記事。
Daily Mailより抜粋。
いいインタヴューなので一回翻訳してブログに載せたかった。

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商売や(クラブの会長の)選挙のために、サッカー選手が自らすすんで、高価な商品のように取引される時代だが、トーレスは違う。彼は単なる雇われのガンマンのような存在であることを快く思わない。彼の最初のクラブ、アトレティコ・マドリッドは、スペインの他のチームでプレイすることが想像できな いほど、彼にとって生涯の忠誠を誓う対象だ。

2番目のクラブ、リバプールとサインしたとき、彼はクラブと同じような関係を持つことを望んだ。今、彼はリバプールに同じような忠誠を誓っている。皮肉屋は、リバプール生え抜きの ジェラードやキャラガーの強力な忠誠とは比べものにならないと言うだろう。それは真実かもしれない。しかし、彼の態度はとても誠実に思える。


トーレスの父親、ホセは働いていたが、母親のフローリは、10歳のトーレスのアトレティコの練習場への送り迎えに1日を捧げた。それは骨の折れる旅だった。

「僕たちはまず電車に乗って、それからバスに乗って、それから公園を歩き通さなければならなかった。彼女はそれを1日2回やったんだ。」

トーレスはアトレティコへの忠誠を祖父から受け継いだ。そして、弱者を理解するということが何を意味するのかについて、よく教えられた。

「それは結果よりも、気持ちについてだった」と彼は言う。

「アトレティコをサポートする小さな少年として生きていくのは、とても厳しいことだった。
他の子供たちはみんな、シーズンの終わりに自分たちのチームがトロフィーとともにパレードをするのを見れる。アトレティコは違った。でも僕は、自分たちは他の何かを象徴してるんだって考えた。その街の労働者、あまりお金を持ってない人たち、きつい思いをして働いて、仕事が終わったら自分たちのチームを見に行くような人たちをね。

それは素晴らしいことだったよ。それ以来、自分のクラブが何を象徴しているかというのはとても重要なんだ。

隣のドアにレアル・マドリッドという、おそらくトロフィーと名声という点では世界最高のクラブがいるせいで、ときどきアトレティコの小ささ感じた。でも、スタジアムにいる時は違った。そこではみんなが自分のチームをとても誇りに思っていて、その瞬間、クラブは僕らの側にいる。そして月曜になる。彼らは起きて、仕事に出かけるんだ。

レアル・マドリッドは何か他のものを象徴している。魅力的な、大スターたちをね。でも、僕は労働者階級の家庭の出身だ。レアルは僕にとってはあまり意味を持たなかった。僕の親父は毎日働いていて、兄と姉は何時間もかけて学校に通わなきゃいけなかった。アトレティコは僕らみたいな人たちのためにあったんだ。

今でも、レアル・マドリッドのためにプレーするなんて考えられない。今でも自分はアトレティコのファンだと感じるし、リバプールがチャンピオンズリーグでレアルと戦うためにマドリッドに戻る時には、アトレティコのファンとしてプレイする。


リバプールはすごいクラブだいう評判だったけど、ここにきてすぐ、アトレティコみたいだと感じたよ。リバプールは労働者の街で、誠実な街だ。人々は一週間ずっと働いて、土曜日には世界最高のチームを見にスタジアムに行く。僕はたくさんのオファーをもらって、たくさんのビッグクラブを選ぶことができた。だから、サッカー以上の何かに基づいて決めたんだ。

ここの人たち、歴史、団結のしかた、僕はそういうことを見て、僕たちにはこのクラブをもう一度世界で最も偉大なクラブの一つにするチャンスがあると思った。

今、僕はリバプールがイングランドでの僕のクラブだと感じる。スペインでアトレティコが僕のクラブであるようにね。僕はイギリスやスペインの他のクラブでプレーしたくない。この感情は僕にとってとても重要なんだ。

リバプールに初めて来た時、僕はリバプールがすごいクラブだということしか知らなかった。僕はその歴史や象徴しているものを答えることができなかったんだ。その後、リバプールでの最初の3日間をアパートで過ごすことになった。メディカルチェックを待っていて、それは全て秘密だったから、外出ができなくてね。それでクラブがリバプールの歴史についてのDVDと本をたくさん送ってくれた。

僕は彼女と一緒にそこにいて、DVDを見て本を読もうとトライした。全部英語だったからね。こうやって僕はリバプールが想像より遥かに大きいってことに気がついたんだ。自分がこのクラブの一部になることをとても誇りに思った。

自分のクラブを知って、クラブが象徴するものを知って、それを誇りに思えば、よりよいプレーができる。それは自分にとって何かを意味することになるから。
みんな、自分がどんなクラブのためにプレーしているかを知るべきだと思う。そうじゃなければ、ただ自分のためだけにプレーすることにしかならない。リバプールのシャツを着るといつも、それはただのサッカーの試合以上のものだということがわかるよ。」

今日の一曲:

petrolz。

総選挙

某先生のブログで鳩山代表の記者会見が意外とよかったと褒められていたので、朝日新聞で記者会見の全文を読んでみた。

「大事なことは、政治の役割は、特に社会的に弱い立場の方々に対して、より光を強くあてるという政治だ」

という部分を読んで、ちょっとぐっときた。

今まで日本の政治家の発言でこんな言葉を聞いたことがなかった。

民主党の前途は多難そうだけど、本当にそういう政治が行われるといいなと思う。

学校で政治の話をしていると、やはり戦後ずっと一つの党が第一党であり続けた日本は外国からすると奇異に映るようだ。


今日の一曲:

RadioheadがReadingフェスの一曲目でCreepをやったそうだ。いきなりCreepがきたらまじでびっくりするだろうな。誰も予想してなかったと思う。トムらしい悪戯だ。これは例えていうなら初デートで女の子に「どっか行きたいとこある?」って聞いたら「私の実家でお母さんの手料理食べよう」と言われるようなもんだ。・・・ああ、あんまりいい例えが思いつかんかった。そしてその次のNational Anthemがばりかっこいい。

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