好きなものの話

授業の課題で、いくつかのテーマの中から選んでプレゼンする、っていうのがあってテーマの一つに「自分の国の、音楽シーンに影響を与えたアーティストを紹介する」ってのがあったので、椎名林檎について紹介してみた。日本の文化をうまいこと西洋のポップと融合させている、ということで。

まずは日本の音楽シーンの概要(日本の音楽市場の大きさは世界で2位、いわゆる「邦楽」が売り上げの大部分を占めること(去年のアルバムセールストップ50のうち洋楽は9枚) )、しかしその一方で渋谷のレコード屋の充実ぶりとかフジロックとか日本のフェス文化の話をして、その後椎名林檎を紹介した。

彼女は着物着て歌ったりしてるし、日本っぽくて外人に分かりやすいかなーと思って、なるべくいろんなジャンルの曲と字幕がついてるのを選んでYoutubeを時系列で編集して短いビデオクリップを作って見せた。



そしたらやっぱり、みんな"interesting!"って言って真剣に見てくれました。着物にエレキギターの組み合わせとか、パンク、クラシック、ジャズ等等いろんな音楽をやってるとことか、英語とかフランス語で歌ってるところとかが受けてた。

考えてみれば、日本のポップミュージックは西洋の影響を受けながら独特の発展をしていて、いわゆる英語を主とした「洋楽」=グローバルに流行ってる曲に加え、クオリティの高い自国の音楽がこれだけ多様に楽しめる国ってって日本以外になかなかないんじゃないかと思う。自国のポップ音楽が面白くないから英米の音楽をばっかり聴いている、という国の人はけっこう多い。日本人の学生は海外の学生に比べて、他国のアーティストをあんまり知らない人が多いけど、これは日本は邦楽だけでもいろんなアーティストがいて結構楽しめるからだと思う。

アニメの主題歌とかだけじゃなくて、もっとクールな日本のアーティストを外国の人にも知ってもらいたいけど、アニメや漫画と違って同じポップカルチャーでも音楽は翻訳で楽しみにくいから、外国でポピュラーにはなりにくいんだろうなあ、と思いました。

1 コメント:

    On 2010年2月26日 15:14 emi さんのコメント...

    ビデオクリップいいね♪
    林檎ちゃんはやっぱり天才だ!
    林檎博、最前列で見れたのは一生の宝物だね!

     

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