病院デビュー

胸と腹のあたりに湿疹ができて、最初はなんか食べ物のアレルギーかな、と思ったけどだんだん気色悪いほど異常に増えてきたので病院に行った。帯状疱疹とか水ぼうそうだったらやばいなあ、と思って。

最初は日本語の通じる病院に行こうかと思ったけど、アメリカの医療費はバカ高いと(マイケルムーアなどに)聞いていたので、日本だったら大学に保健センターみたいなのがあって学生は安く見てくれるよなあ、と思ってそういうのがないかどうか事務局に聞いてみた。 するとStudent Health Centerというのがあるというので行ってみた。

何に苦戦したかというと、まず診察の前に問診票を書かなきゃいけなくて、今までの病歴を書く欄があって(「以下の病気でかかったことがあるものにチェックしてください」的なやつ)そこに30個くらい病名が書いてあるんだけど、当然英語でしかも医療用語だから全然わかんなくて、いっこずつ全部辞書で調べんといかんかった。当然時間かかるから、名前を呼ばれても書き終わってなくて、血圧とか測ってもらいながらもまだ書いてた。


で、診察の結果、「Pityriasis Rosea」というなんかビジュアル系のバンドみたいな名前の病気でした。日本語で言うと「ジベルばら色粃糠疹」という病気で、名前はすごそうだけど特に危険でも感染性のものでもなく、ただ原因はまだ解明されておらず、治療法も特になく、できることは治るまでひたすら待つことだけ、日常生活も普段どおり送っていいとのことでした。かゆい時は薬を飲んでかゆみを抑えるといいとのこと。 ただ見た目はひどい量の湿疹なのでビーチとかで裸にはなれない。

とにかく「かゆい」を英語でなんというかもわからず、「感染性がある」とかの単語ももちろん知らなくて意思疎通に苦戦したけど、医者もスタッフもみんな親切でありがたかった。この恩を忘れず、日本で困ってる留学生は積極的に助けようと思った。


そして診察料は39ドル、薬は2ドルと格安で、アメリカは本当に留学生に優しい国だなあ、と改めて思った。

(かゆみ=「itch」レディオヘッドのEPでイッチってのがあったけどそういう意味だったのかー。)


今日の一曲:

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