を読んだ。
この弱肉強食が加速してしまった社会で、「弱」の方になってしまったひとたちを僕らはどう捉えるのか、というテーマが、両方に共通しているように思う。「ヘヴン」ではそれがいじめをモチーフに描かれている。

SIGHTで気になったのは公務員改革。「官僚制度の歪みは正すべきだ、『脱官僚』を財務省に骨抜きにされずに官僚の中の改革派と連携してやるべきだ」、という話はよく聞くが、「日本の人口に対する公務員の比率は低い、社会福祉の分野では公務員が全然足りてないので貧困対策として公務員を増やすべきだ」という議論もあった。「今日、我々が問うのは、政府が大きすぎるか小さすぎるかではなく、機能しているかどうかだ。」(byオバマ)ということだろう。

SIGHTは最近のデザインはちょっとダサイけど、読みやすくて世の中の流れがよくわかるので、おすすめの雑誌です。新聞やテレビの政治経済の議論がいかに終わってるかがわかります。

今日の一曲:Charlotte Gainsbourg feat. Beck - Heaven Can Wait




ボブ・ディラン3月来日決定! まさかのZEPPツアー

ということでさっそくチケット取った!帰国直後の3月29日。レジェンドを初体験です。

きのうM-1を見ました。なんかこれを見ると年末なんやなあ、っていう感じがする。

おれは笑い飯とハライチが好きでした。おれはこういう漫才というフォーマットをSearch and Destroyというか脱構築?したような漫才が好きです。でも一回そのフォーマットを崩して新しいフォーマットをつくるとそれが逆に定型になってしまうっていうのもあって、その辺がハライチの評価が低かった理由なんかな。あれをM-1で初めてやったらすごい評価だったと思う。

そこで笑い飯は、自分たちで作ったダブルボケっていうスタイル、最初に見た時は衝撃やったけど、それを研ぎすまして完成させた。鳥人のネタはもちろんすごかったけど、あえて決勝の最後でチンポジで押したのはあれは逆にパンクなんじゃ?正直優勝した人たちのことあんまり覚えてないけど笑い飯はすごい覚えとる。記録より記憶に残る漫才でした。そして俺的には笑い飯とハライチ以外は漫才日本一を決める大会にしてはイマイチで、もっと面白い人たちいるんじゃないかと思いました。

今日の一曲:
飛行機の中で「(500)Days Of Summer」をやっていたので見た(2回目)。1回目の感想



邦題は「(500)日のサマー」で公式サイトもできてるけど、これを見るとなんかロマンチックな女性向けの映画みたいな宣伝のされ方で、もし日本で予告編を見てたらスルーしてたと思う。だけど、この映画は完全にリアルな男目線の物語だ。しかも恋愛にあんまり慣れていない男の。女の人が見ても共感できるんだろうか。俺はこの映画を見て、男友達がつらい失恋をした時は黙ってこの映画のDVDをあげようと思いました。前回書きそびれた音楽ネタとしては、DOVESの"THERE GOES THE FEAR"が幸せ絶頂のシーンでかかっていて絶妙っす。懐かしい!



しかし、本当にこの宣伝のされ方だと、この映画を見て一番共感するであろう人たちは完全にスルーしてしまうと思うけどなあ。。。広い層にアピールするにはこの方法しかないんだろうか。映画は宣伝の印象で選ぶなという教訓を得ました。

飛行機の中で読んだRolling Stone誌では、2009年の映画ランキング第9位でした。今回のRolling Stone誌、2000年代を総括する号で面白かったので今度内容を紹介したいと思います。ちなみにRolling Stone誌の選ぶ2000年代ベストアルバム1位と2位は俺ランキングと一緒だった!

今日の一曲:

最近The Raconteursに完全にはまってます。古くて新しい。温故知新なプロフェッショナル集団。日本で言うと、東京事変のメンバーみたいな人たちが集まってミッシェルみたいなattitudeで音楽作っている感じか?


永遠のフェイバリットバンド、PhoenixがSan Diegoにきたので行ってきましたー。
彼らのライブを見るのは3年前のサマソニ以来。
しかも通ってる大学の体育館でやるっつーので最高でした。
日本の大学もどんどんこういうのに使っていったらいいと思う!


 
 

CDだと結構ゆったり聴けるように仕上げてある感じだけど、生で見る彼らは激しくロックしてて、かつ踊れるリズムなんでかなり盛り上がりました。途中でヴォーカルの人(ソフィア・コッポラの旦那)がフロアに降りてきて、もみくちゃにされてた。近くに来たのでとりあえずさわりました。笑



5バンドやるライブだったので演奏時間が50分と短かったのが残念。 来年2月に単独来日公演やるらしいっすね。いいなあ。生で聴くと、特に3枚目"It's Never Been Like That"と4枚目"Wolfgang Amadeus Phoenix"の曲がロックンロールな感じになっていてよかったので、そういう視点でまた聴きなおしてみようと思いました。世界屈指のポップバンドfrom Franceです。あとお客さんがかわいい女の子が多かった!





メンバー6人もいるの知らんかった。そしてボーカルの人は雰囲気がちょっとLiverpoolのBenayounにちょっと似てない?

ommwriter

ommwriterっていうソフトをダウンロードしてみた。



アンビエント系のいい雰囲気で文章が書けるソフト。字数制限なしで何かを書く時にはよさそう。でもなんか文章もこういう雰囲気になりそうだな。。。やっぱパソコンは疲れるから、こういう癒し系のソフトがこれからいろいろ出てきそうな気がする。Macのみ対応らしい。

今日の一曲:
今話題の新人バンドfrom San Francisco、GIRLSのライブが大学である、しかもチケット5ドルということで、今日行ってきた。

そしたらなんと日にちを間違えてて、おとといの金曜日だった。

ありえん・・・見たかった・・・

まあ5ドルのチケットでよかったです。いい教訓になったということで。来週はPhoenixが大学にくるので間違えないようにしたい。

帰ってきてクリスマスツリーの飾り付けをしました。アメリカではフェイクのツリーじゃなくて、毎年本物の木を買うらしい。ショッピングモールにクリスマスツリー特設会場ができていて、みんな買っていた。毎年大量に消費されてもったいない気もするけど、やっぱ本物の方が雰囲気出るな。

 



今日の一曲:

Thanks giving 3 とその後



忙しかったのでひさびさの投稿です。

Thanks givingの週の土曜日はルームメイトの誕生日を祝うため家でホームパーティ。それぞれが友人を読んでのパーティとなり、おれはUSAサッカーボールをプレゼントし、ベタに手巻き寿司の準備をした。我ながらうまかった。そしてその後カラオケ好きのホストファザー(なぜか「上を向いて歩こう(スキヤキ)」が大好き。あとドアーズも好き)とビートルズを歌ったり、MacのDJソフトでDJごっこをしたり、庭でたき火をしたりして、とてもピースフルなパーティだった。

で先週は平日は期末試験の時期でテストやらレポートやらで忙しく、あとは水曜日にいろんな国籍のクラスメイトと韓国料理の店にいって焼き肉やったのが面白かった。外人はライスに醤油をかけて食べるのが好きな人が多いことがわかった。あと韓国料理のサイドディッシュ(キムチとか豆腐みたいなのとかいろんなつけもの系)はだいたい不評である。

で、金曜の夜はパーティに誘われて行ってみたんだけどこれが最悪だった。友人が「パーティ・バス」という、バスの中で音楽がかかってクラブみたいになるバスをチャーターして、サンディエゴの周りを4時間くらいかけて周遊するというものだったけど、きてる男もチャラそうなやつばっかりで、あと国名は伏せるけどBitchなアジア人の女の子が何人かいて、彼女らのふるまいを見ていると同じアジア人として恥ずかしかった。日本人の女の子も何人かいたけど、彼女らは誇りを失っていなくてうれしかった。他のアジア人の女の子のせいで彼女らもチャラい男たちのうざいアプローチを受け、迷惑そうでかわいそうだった。そういう雰囲気がいやな人たちはバスの後ろに座って適当にお酒を飲んでいた。なんか悲しい気分になって、嫌な気分を酒を飲んで忘れようとしたせいで帰りに気持ち悪くなってさらに最悪だった。あいつら全員この映画見るべき。


ということで今日も気分はもうパーティという気分じゃなく、今日行くはずだったパーティもキャンセルして家にいました。パーティの雰囲気を見極めることは大事ですね。ということで最高のパーティと最低のパーティを経験した一週間でした。こういうことがあると時代小説などを読んで日本人のあるべき姿を再確認したくなります。

今日の一曲:
Thanksgivingの翌日の金曜日はBlack Fridayと呼ばれ、いろんな店がオールナイトで一斉に値下げセールを行って、客が殺到する。
あんまり買い物には興味なかったけど、友達と一緒にPalm Springという街のアウトレットモールに見物に出かけた。女の子はがっつり買い物目当てだけど、僕ら男子組は見物目当てだ。

夜中の12時過ぎに出発して、2時過ぎにアウトレットに到着し、マックで夜食。モールは夜中の2時とは思えない大混雑ぶりで、Coachとかの人気店には長蛇の列。この夜中なのに人がゴッタ返している盛り上がり感、正月の初詣の雰囲気に近い感じだった。

だいたいどの店もアウトレット価格プラス30%〜50%オフ。しかも今は円高で1ドル86円とかになっている。混雑してる店は避けて、地味に靴下とマフラーのみ購入。夜中の3時ごろにぶらぶらし始めて、朝の6時には終了という人生で二度としないだろう時間帯に買い物をして変な気分でした。

そして驚いたのが客層の95%が中国、韓国、日本などのアジア系なこと。アジア人以外はThanksgivingはのんびり過ごす主義なのか、アジア人はやたらセールが好きなのか、アジア経済が元気だからなのか理由は不明です。

あと行き帰りの車の中で台湾人の友達といろいろ話してたんだけど、台湾では日本のドラマがアメリカのドラマより人気があるらしい。この友達が大学時代に日本に旅行したとき、日本のドラマによく出てくる「仕事が終わってみんなが飲みに行く店」つまり居酒屋に行ってみたくて、行ったはいいがメニューが日本語で写真もなく全然わからなかった、とのことで、こんど日本にきたらぜひ生中でたこわさとかほっけとかお茶漬けとかを思う存分食べさせてあげようと思いました。

そして帰ってきて結局Urban Outfittersでゆっくりオンラインショッピングしました。全然こっちの方が安いくてセンスいいし。

今日の一曲:

イタリアに帰ったNew Order好きの友達がわざわざメールでこのビデオをすすめてくれました。もちろん好きっす!

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