あと1日

一年間の振り返り、みたいなんを書きたいけど、帰国準備、インターン、調査などで振り返る暇もなく忙しいっす!今日一年ぶりにスーツを着ました。
帰国後はなぜか人事系の部署で働くことになりました。

今日の一曲:

来週月曜日ライブだ!

最強の写真

今日はここ最近で一番テンション上がった、最強の写真を載せます!
素晴らしいので覚悟して見てください。

あと一週間で帰国ですが、帰国してからも「ゆるふわ愛されブログ」を目指してゆるふわな感じでこのブログを更新していこうかと思っとります。


今日の一曲:

ラファの理想


最近サッカー関係のことは書いてないけど、この希望の少ない苦しいシーズンでも、アメリカにいても、(観戦前に結果を知ってしまった場合除いて)リバプールの試合は全試合フルで見てます。なんかこう、調子がいいときしか見ないファンとかってなんか嫌じゃないですか。苦しい時にこそ側にいるのが友達というものでしょう。それになんかもう、歯磨きみたいな感じで見ないと気持ちが悪い。

で、今日の試合、今頃になってやっとラファがシーズン前に描いていた理想が実現したんじゃないかと思う!

初めてベストメンバーがそろった状態でアクイラーニが先発して、鋭いパスとか華麗なボールさばきとか前線への飛び出しとか、獲得時にみんなが期待してた働きを見せて、最近やっと一皮むけた感があるバベルがサイドや中に突破して、右サイドからジョンソンが崩す、という昨シーズンなかったものが初めて全部そろい踏みで見れた試合でした。アロンソを放出せざるを得なくなって、ラファはこういう風なサッカーを目指したんだろうな。

試合中、こんな華麗なコンビネーション見るの久々だなあ、と思って、シーズン開始前にBBCで誰かがリバプールが優勝するって予言してたのを思い出して、あの人はリバプールが今シーズンはこういう試合をしまくるはずだって予想したんだろうなあ、俺もそうだったよ、とちょっと感慨ぶかい気持ちになりました。願わくばこのままアクイラーニとバベルがブレイクし続けてほしいです。

サッカーにはいろいろな楽しみ方があるし、サッカー以外にも楽しいことは世の中にたくさんあるけど、心配と落胆と歓喜をくりかえしながら、こうやって何の因果か異国の一つのチームを応援し続けるというのも、他のどんなアートやエンターテイメントにも負けず劣らず楽しいよ、と僕はいいたい。 いつか子どもができたらそんな風に教えたいです。そして、この楽しさを味わうのに社会的地位とか貧富の差とか頭の良さとかそういうものは全然関係ないのです。サッカー万歳。

追記:あとレイナが左サイドのバベルに通したパントキックが素晴らしかった。今まで見たキーパーのキックの中で一番かも。

Liverpool 4-1 Portsmouth


Aquilani v Pompey


今日の一曲:

San Francisco & Berkeley




今日の一曲:




ドラッグの種類と世界の状況については、大学時代にSnoozerの「ドラッグと反アメリカ」号を読んでたから、おれはアメリカにきてからもあまり驚かんかったけど、こっちにきた日本人はびっくりすることが多い。アジア人はパーティをやってもだいたい酒を飲んで酔っぱらっていい気分になったり数々の愚行したりするだけだけど、ヨーロッパ人がたくさんいるパーティに行くとほぼマリファナがある。

日本ではマリファナですらかなりのタブーで、NHKに入った時の最初の研修で大麻の平和利用についての番組を作ろうとして企画書を出したら、「真面目にやれ」って結構怒られたけど、こっちでは普通に学校の先生とかでもマリファナの話をしてます。

今日、授業で「マリファナの非犯罪化(decriminalization)」についてディヘートをした。下調べでオランダ外務省のホームページを見たりして、マリファナを巡る議論にちょっと詳しくなりました。
「非犯罪化」というのはオランダ等の取っている方針で、よく言われる「オランダはマリファナが合法」というのは間違い。「マリファナの使用」については、「違法」だけど起訴はしない、ということにして、少量だけコーヒーショップで販売するのを認める。その理由は、①違法なディーラーから買うともっとハードなドラッグ(ヘロインやコカイン)を勧められるから、登録された店でマリファナだけを売るようにする。②ハードなドラッグの広まりがヤバすぎるから、とりあえずまずはそっちの取り締まりと普及の予防に力を入れるため(いわば非常措置)

オランダ外務省の資料によると、マリファナをやったことがあるアメリカ人は36%、過去一ヶ月の間にやった(=日常的にやっている)人の割合は17%、コカインをやったことがある人は13.8%。この数値、すべてオランダよりアメリカの方が高い。コカインをやったことがあるオランダ人は3.4%なので、アメリカがどれだけやばいかがわかる。非常事態の政策を取っている国の4倍。

今日うちのホスト娘の高校生の女の子と話してたら、たぶんアメリカの高校生の90%はドラッグをやったことがあるんじゃないかって言ってた。でもこれはアルコールも含む。(欧米ではアルコールもドラッグに入る。)アルコール以外のドラッグだとだいたい70%はやったことがあるんじゃないか、とのこと。ここまでとは。この70%っていうのはたぶん日本でアルコールを飲んだことがある高校生と同じぐらい?だろうから、それぐらいドラッグが広まっているのである。そしてマリファナ以外のハードなドラッグをあったことがある高校生も40%くらいなんじゃないかと言ってた。

アメリカの高校では警察による抜き打ちのドラッグ検査があるらしい。校長先生とかにも内緒で、突然警察が警察犬を連れてきて、教室を回って調べるらしい。でみんな携帯電話の電池の裏にかくしたり、警察が来たっていう情報が回ってきたらソッコーでトイレに流しに行ったりするらしい。あとおとり捜査で、警察官が高校生になりすましてしばらく高校生活をやって、「ドラッグ売ってる人紹介してよ」とかいって見つけて懲らしめる。あと90年代みたいにエクスタシーをやってレイヴに行ったり、タバコをすったりするのは今の高校生の間では「クール」ではないらしい。そしてドラッグをやって罪を感じたら教会に行って許してもらうらしい。

この話を聞いて思ったのは、アメリカって何なんだろう、ってこと。この状況はどう考えても異常ですよね。世界一お金持ちの国のはずなのに、ここまでドラッグに頼らないと楽しくなれない。結局アメリカ型の社会は幸せにつながらないのか?アメリカ型の社会の仕組みを称賛する人は、こういう負の側面も考えた方がいい。日本はやっぱ世界のいいとこだけアイデアをかりて独自のものにしていく、というお得意の能力を活かして、日本ならではの国づくりをしていくべきだと思います。よく国際化のために内向きな日本人を批判する人がいるけど、内側で独自の文化を熟成/深化させていくことの方が、国際社会でいい感じの国になるには大事だと思う。食とか文化とか環境とか、日本が世界から評価されてるのってそういうところだから。別に日本人がみんな英語がうまくて海外のことをよく知ってるようになったって外国の人からみたら何にも面白くない。

今日の一曲:

ドラッグと言えばこの曲だけど、同じTomorrow Never Knowsでも「桜井さんかっこいー」とか言って、携帯電話の裏にはクスリじゃなくてプリクラ、そんな日本もなかなかいいんじゃないでしょうか。
最近は新譜のアナログレコードを買うとそのアルバムのMP3がダウンロードできますよね。素晴らしいビジネスモデルだと思う。とすると、これからCDはだんだんなくなっていって、レコードが復活するんじゃないか?

だって最近CD買ってもiPodに入れたらそれ以来触らないことが多くないすか?CD買っても、家で聴く時もスピーカーにつないだiPodかPCからきいてる人が多いと思う。実際僕も家ではレコードかiPodだからCDプレーヤーが必要ないです。でも好きな作品はお金出してフィジカルなものを所有してたいからCDを買う。でも好きな作品だったら、CDかレコードかって言ったらやっぱあのおっきいジャケットのレコードを買ってアートワークを愛でたいですよね。そしてあの特有のぬくもりのある音。

家で聞くときはレコードで聞いて、iPodで聞くときはMP3。店で売ってるのはCDじゃなくてレコードになる。そうならんかなあ。ただ唯一の欠点は引っ越しの時重いこと。。。

今日の一曲:

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